平成30年4月9日(月)入学式
穏やかな春の朝,憧れの高校生活への期待に胸を膨らませ,新1年生が松陽高校の校門をくぐりました。
まずは自分のクラスを確認し,初めて自分の教室に向かいます。
教室では緊張と期待の入り交じった空気が漂っていました。
さあ,入学式です。
東郷孝仁校長は,「初心忘るべからず」という言葉を新入生313名に贈られました。
この言葉を述べた世阿弥は,初めてのことを乗り越えようと懸命に取り組んだ体験や心境のことを「初心」と表したのだということ。ですから,初めてのことに臨むなら「初心」とはいくつになっても抱くものであるということ。その時のできないことへの悔しさや努力したことを忘れず,日々の生活を送っていくことの大切さを「初心忘るべからず」と表したということです。
今日この入学式で抱いた希望と,これから目の前に立ちふさがるであろう初めてのことを恐れず,将来の目標に向かって努力してほしいという東郷校長のお言葉は,新入生それぞれの胸に刻まれたことと思います。
式の終盤には,晴れて入学を認められた新入生を,先輩たちが心を込めて校歌を歌い,祝福しました。
各中学校などからも入学へのお祝いと励ましの言葉が届けられました。
退場の際は吹奏楽部の演奏に送られました。
これからの高校生活が明るく充実したものになると,やる気が体の中から湧き出てくるような演奏に,新入生も励まされたことと思います。
313名の皆さんが「新入生」という呼ばれ方でなく「松陽高校生」と呼ばれるようになることを願っていますが,焦ることはありません。分からないことは先生方や2・3年生に聞きながら,ゆっくり落ち着いて高校生活に慣れていってほしいです。これから松陽高校生として一緒に頑張っていきましょう!