美術科研修旅行最終日となりました。
本日は京都から奈良に移動し研修を行いました。
興福寺、奈良国立博物館そして東大寺で多くの仏教美術作品を鑑賞することができ、仏像の荘厳な雰囲気に圧倒された生徒も多かったようです。
また奈良公園内に生息している国の天然記念物である鹿と、楽しそうに触れ合っている姿も見られました。
東大寺では専門のガイドさんの愉快でありながらも非常に分かりやすいお話を聞きながら、東大寺の歴史について学ぶことができました。
【興福寺】
【金剛力士像(奈良国立博物館)】
【東大寺】
最後に全ての行程を終え鹿児島空港に着いたときは、ホッとしたような表情も見られました。保護者の皆様、お出迎えありがとうございました。
四日間の旅の中で生徒たちは本当に多くの芸術作品に出会い、授業とは違ったインスピレーションや経験を得ることができたと思います。
体調不良を訴える生徒や大きな問題もなく過ごすことのできた4日間でした。
本当に多くの方々の協力をいただき無事に終えることができました。
ありがとうございました。
【解団式後の様子】
研修旅行3日目。
はじめにバスに乗って京都国立近代美術館に行きました。
今回の研修旅行では国立国際美術館(大阪)、
国立工芸館(金沢)に引き続き3つめの国立美術館訪問となります。
学芸員の方が講義をしてくださり
美術館の役割、そして美術に関わる仕事についてなど
興味深いお話を聞くことができました。
そのあとは館内の作品を鑑賞しました。
【講義を受ける様子】
【京都国立近代美術館前にて】
そのあとはバスで清水寺まで移動し
清水の舞台から京都市街を眺めたあとそれぞれ自主研修となりました。
それぞれ予定していた場所に行くことができたようでした。
【南禅寺】
【伏見稲荷大社】
【金閣寺】
研修旅行2日目は金沢市内(石川県)にて
金沢21世紀美術館では現代アートを楽しみ
【金沢21世紀美術館】
石川県立博物館や国立工芸館、そして日本三大庭園の一つである兼六園では歴史と伝統芸能に触れることができました。
石川県立博物館と国立工芸館は隣接しており
どちらも旧陸軍の倉庫を移築した建物です。
【石川県立博物館】
【国立工芸館】
【兼六園(石川門をバックに写真撮影)】
また金沢美術工芸大学では
6月に教育実習に来ていた卒業生が出迎えてくれ
久しぶりの再会に喜んでいる姿も見られました。
また大学が2023年度に移設、専攻の新設が予定されているということで詳しい説明をいただき、生徒たちにとってもいい刺激になったようでした。
【金沢美術工芸大学】
さて、今は石川県を離れ明日の研修予定地である京都にむかっています。
金沢駅は駅舎もとても素晴らしく
最後まで芸術を感じさせられた1日となりました。
【金沢駅 鼓門]
音楽科に続いて本日は美術科が研修旅行に出発しました。
7:30に鹿児島空港に集合し
保護者の方々に見送られての出発となりました。
【結団式の様子】
神戸空港に到着後はHAT神戸の街並みを車窓より眺めながら神戸県立美術館へと向かいました。
エジプト展が開催されており初めて見るミイラや棺、
そして棺に施された文様やヒエログリフなど
初めて目にする異国文化に見入っていました。
【神戸県立美術館 外観】
その後は大阪の国立国際美術館へと移動しました。
国立国際美術館は地下にある世界的にも珍しい美術館です。
より一層静寂な空間で現代アートを堪能することができたようでした。
【国立国際美術館にて】
国立国際美術館を出た後は新大阪駅より特急に乗って
本日の最終目的地、金沢(石川県)を目指します。
研修1日目にして
九州から関西、そして北陸へと
1000km以上にも及ぶ移動の一日でした。
【新大阪駅にて】
◼️いよいよフランスでの研修スタートです!
快晴とまではいかないにしてもそこまで寒さも厳しくなく,天候にも恵まれた研修1日目になりそうです!下の画像はモンマルトの丘にあるサクレクール寺院からの様子です。フランス市街を一望できます。
◆6:00 朝食
参加者全員、特に体調を崩すこともなく美味しく朝食をとることができました。僅かな時間ですが,ホテルに滞在してみてあらためて世界各国から多くの人々が訪れていることを実感します。
朝食会場の様子。ビュッフェ形式。クロワッサンやフランスパンは絶品。
◆7:45 出発
研修旅行のために全員で協力して作成した「研修ガイドブック」,「旅行のしおり」,「スケッチブック」を携え一日目の研修へ出発!
スケッチブックは本日の実技講習の際に使用する予定です。
◆9:00 ~モンマルトルの丘散策、サクレクール寺院見学。
パリで活躍した画家たちが、過ごした酒場や共同アトリエ「洗濯船」を散策しながらサクレクール寺院を目指しました。
モンマルトルの丘というだけあり,勾配はかなり急です。
◆10:30 オルセー美術館 鑑賞
フランスにおいてルーブル美術館に次いで人気の高いオルセー美術館に向かいます。駅舎を改築してできた美術館として有名ですが,館内を歩くだけでもワクワクします。滞在時間に限りがあるため,印象派の作品を中心としながら鑑賞し,アカデミックな表現からの変遷を筆致の違いなど細かいところまで鑑賞することができました。
館内は駅のホームを彷彿とさせる作り。自然光の中で見る大理石の人体彫刻は肌の質感を際立たせてくれます。
◆14:30 ロダン美術館 鑑賞
近代彫刻の父と言われるロダンの作品を彼の生涯とともに鑑賞しました。決して順風満帆ではない彼の人生は作品にも如実に表れていて,彼を取り巻く人々も彼の表現においては重要な作品の要素であったことがわかりました。
庭園内は現在も改装中でまだまだ作品が増えていくようです。
制作工程やマケット(模型)も鑑賞することができます。
ロダンとカミーユとの関係も作品にとっては重要な部分だと言えるでしょう。
◆16:30 ~ グランショミエール美術学校にて実技講習
レオナルド藤田などのパリで活躍した作家を多数輩出した美術学校にて裸婦講習を受けました!2時間の講習は初日の最終プログラムとしてはかなりハードです。しかし,この研修旅行においては重要な講習ですので,今後の制作に活かすべく多くのことを学んで欲しいです。
少し古い学舎は,歴史を感じるとともに緊張感も高まります。
最後に簡単な講評をしていただきました。2時間という短い時間でしたが,各自充実した時間を過ごせたようです。今後の制作にも是非活かして欲しいです。
夕食にはカモ肉のコンフィをレストランでいただき,明日の英気を養いました。
いよいよ明日は,ルーブル美術館へ足を運びます。おそらく全ての作品を網羅することは難しいと思いますが,計画を立てて鑑賞して欲しいです!
◼️美術科23期生(現2年生)フランスへ!
今年度は「第2回全国九州総合文化祭」が12月に開催されたため,例年同時期に実施されている研修旅行が1月に実施されることになりました。冬休みが終わり,昨日始業式を終えたばかりでしたので,体調管理や準備等の心配もありましたが,予定通り鹿児島空港から羽田を経由し、約12時間のフライトの後,無事9日15時30分,憧れの芸術の都フランスへ到着しました!
鹿児島空港での結団式の様子。
機内食も美味しくいただきました!本日はサーモンを豆乳クリームで煮込んだイタリアンがメインディッシュでした。
無事,フランスへ到着!
天気は小雨といった感じですが,思っていたほど寒くはありませんでした。左手には懐かしい音速旅客機コンコルドのモニュメントが見えます。シャルル・ド・ゴール空港からパリ中心地へバスで移動します。
夕刻のラッシュ時ということもあり渋滞に遭遇。2020年は東京でオリンピックが開催されますが,2024年はフランス開催ということもあり,建設工事が行われている箇所が多いように感じました。
いよいよ凱旋門が見えてきました!クリスマスのイルミネーションとはまた違った趣が感じられます。
エッフェル塔付近を散策。タイミング良くエッフェル塔がキラキラ輝くシャンパンフラッシュも見ることができました!この時間帯になるとかなり冷え込んできました。
いよいよ明日から本格的な研修がスタートします。防寒対策,体調管理をしっかり行いながら充実した研修になるように頑張ります!
研修旅行5日目がスタートしました。
今日はまず、フォンテーヌブロー城を見学しました。
ナポレオンが「アデュ!(永遠の別れよ!)」と言った場所も見ました。
次にルイヴィトンファウンデーションへ。
さすがヴィトン。外観からして高級感が漂います。
その後、嬉しいことに、再びルーブルへ。
生徒達は、パスポート提示で見学が可能。
この制度は、フランスの子ども達への芸術教育の恩恵の一つです。
生徒は、自分が一番見たい作品をじっくり鑑賞。
ルーブルでしか買えない図録も購入していました。
そして空港へ。長い空の旅へ。
フランスに「メルシーボークー。ア・ビァントー!(ありがとう。またいつか!)」
そして、入国手続きを済ませ、全員無事に帰り着きました。
保護者の方々にお土産話を早くしたいと話しています。これから一路鹿児島を目指します。
本物を鑑賞した、生徒達のこれからがたのしみです。
研修旅行4日目。今朝は曇りのち雨。気温もぐっと下がりました。
今日の前半はパリのホテルからグレー=シュル=ロワンに向かいました。
パリから離れるにつれ、豊かな田園風景に変わります。
ガイドさんによると、フランスの国土は日本の1・5倍。それに対して、人口密度は日本の3分の1だそうです。
到着後、湖畔でスケッチをしました。そして、古い建物を散策。黒田清輝通りを歩きました。
市庁舎訪問も歓迎を受けました。生徒達が日本から送った絵も展示されていました。
そして、フォンテーヌブローで、こちらも旅の楽しみの一つである、
ショッピングにいそしんでました。
パリの喧騒とは異なるフランスの素朴な村で、同郷の偉人、黒田清輝に思いを馳せ、ゆったりと揺蕩う濃密な時間を過ごしました。
夕食は、生演奏が奏でるジャズを聞きながら楽しみました。
研修旅行4日目も無事終了です。
ボンジュール!(今日から挨拶はフランス語のみで頑張るそうです。)
今朝も全員元気いっぱい。朝御飯もたっぷり食べています。
まずは、モンマルトルの丘に向かいました。
急な坂をどんどん登り、サクレクール寺院で記念撮影。
そして、いよいよお待ちかねのルーブル美術館に到着。
生徒達は時間を忘れて鑑賞しました。
しかし、広い。そして展示品が膨大。
35万もの作品は、これからの美術人生の中で踏破していくことでしょう。
今日はその記念すべき一歩でした。
その後、モネの睡蓮で有名なオランジュリー美術館へ。
ホテルに帰る途中にオペラ座界隈を散策。
今夜はホテルでの夕食です。少し疲れ気味の生徒もいますが、
なんとか全員で、パリ最後の夜を過ごしました。
今日も、当然のごとく、二万歩以上歩きました。石畳、登り坂、ぐいぐい進む若さが眩しいです。
明日からいよいよ、旅も終盤、グレー=シュル=ロワンに行きます。