ガラス原板ネガを高精細カメラでデジタル化し、ズームアップした写真ですが、当時のコロジオン原板に記録された膨大な情報量に圧倒されます。 銀塩写真が150年間も情報を記録し保存している訳で、現在のデジタル情報が150年後に果たして再現出来るかが問われる様な細密写真です。
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愛宕山から築地方面を望んだ写真。
江戸城大手門と二重橋。
江戸城二の丸巽櫓と桜田門。
赤坂門内、旧出雲松江藩松平家上屋敷跡の東京鎮台営。
横浜伊勢山から撮影した横浜港。
ズームアップすると精細な情報量に驚かされます。
浦賀奉行所と江戸に入る船の改め所。
鎌倉鶴岡八幡宮の段葛、境内の石段下には神仏分離で破却された大塔(多宝塔)が写っています。
鶴岡八幡宮若宮と材木座 光明寺山門です。
長谷の大仏
右は頼朝の墓です。
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◆ハンガリー帝国の使節に随行した写真家のガラス原板がオーストリアの博物館で大量に見つかり、それを調査した東京大学史料編纂所が写真集を出版した事を昨秋新聞紙上で知りました。
◆助手として随伴し1人だけ東京に居残った弱冠16歳のミヒャエル・モーザー少年に興味を覚え、図書館から借りて来ましたぁ !!!
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