真摯なおやじ

バイト帰りの電車でよく見かけるおやじがいる．
背丈は165ぐらいかな．
髪型は白髪で角刈りが入った感じ．

で，車内ではおやじは座席に座りたいわけだ．
大体，並んでいる列を”少しばかり”無視して，
毎回，必ず座席をゲットしている．．．

で，本日は私が列に並んだ直後に親父が来た．
いつものように，列に並ぶというよりも，
なにげに私の横のあたりにおやじは立っていた．

電車が来て，ドアが開く．．．
おやじを先に乗せてやろうと思い，
私はゆっくり歩く．

親父は私の前へ．．．

そのまま，電車へ乗り込むかと思いきや
ちょっと振り返って，，，

「どうぞ」だって．．．

．．．私に気を使ったのか，，，使ったのか，，，と思った．．．

それだけの行動で，印象が変わったよ．．．

いい方向に．．．