今回はちょっとクライミングの成果にこだわって書いてみる。
なぜなら、自己最高グレードを更新したという、私にしては珍しい成果があったから!
そしてちょっと、フリークライミングのグレードと用語についてご説明。
(Tさんが書いてくれた説明、そっくりそのまま拝借。ゴメンナチャイ)
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オンサイト(OS) 岩を初見で登り、完登すること。フリークライミングでは一番かっこよいスタイル。
中でも、ヌンチャクを自ら支点に掛け、さらにそこへロープを掛けるという手間が入るとマスターオンサイト(MOS)となり、さらにかっこよい。
フラッシュ(FL) 人の登りを見たり、登った人にルートの情報を教えてもらって、1度のトライで登ること。OSの次にかっこよい。
レッドポイント(RP) OSやFLできなかった人が、何回かトライして完登すること。3回で登れると3撃などという。一般に、「登った」と言った場合RPをさす。
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5.10a テンエー 岩の難しさのグレードです。昔は5.10a登れればお祝いで赤飯炊いたそうです。いまでも初心者卒業といえるでしょう。5.10b、5.10c、5.10dの順番で難しくなります。
5.11a イレブン 今でも5.11a登れれば、お祝いすると思います。脱初級者、中級者のグレードです。5.11b、5.11c、5.11dの順番で難しくなります。
5.12a トゥエルブ 30年前は日本最難関グレードだったが、現在では中級者(中の上)くらい。
☆(ほし) トポと呼ばれるクライミングルート集に、ルートの評価が着けられている。星つきルートは面白いので、一度は登る価値あり。
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<4日 カサメリ沢>
プラチナム ☆☆☆ 5.11c ×
ルート名不明クラック ?
レザーズエッジ ☆☆ 5.10c/d RP ×2
プラチナムは下部だけをトップロープでアップさせてもらう。核心に行くまでも結構面白い。さすが三ツ星がついているだけある。
去年のGWにトップロープで登らせてもらったレザーズエッジ。今年改めて見てみると、なんとなくムーブを組み立てられそうだったので、マスター(自分でヌンチャク掛けながら)で取り付いてみる。
やはりイキナリは無理。核心ムーブを固め、もう一度トライしてRP(完登)。
かなり安定して登れたので内容的にとても満足。美しい岩の弱点を突いた面白いルート(写真上)
しかし。。。珍しく頼んだ自分の写真は撮り損ねられていた(パート2)。
5日 小川山
<火星人>
フォボス ☆☆ 5.10c/d MOS
ダイモス ☆☆☆ 5.11c/d ×
<ゴジラ岩>
終了点で逢いましょう ☆☆ 5.11b OS
ゴジラ岩まではキャンプ場から1時間半と、アプローチは長めで、道はわかりにくい。その代わり、とても素晴らしいロケーションの岩場に出会える。金峰山方面が見渡せ、高度感も素晴らしい場所。
「フォボス」はスラブ。スラブとは、のっぺりとしていて、傾斜は緩めでも手がかり、足がかりがほとんどないような岩を言う。
靴の裏のフリクションとバランスだけで登るようなルート。重心が低い女性向きと言われます。腕が疲れないので(掴むものがないから)、私は得意系であり、好きなジャンル。
体感的には水晶スラブエリアの「アバタもえくぼ(5.10c)」の方が難しいと思う(まだ登れてないし)。
そしてここで、5.10c/d をMOSで登るという自己最高グレードを更新!やった!
隣のスラブ、「ダイモス 5.11c/d」。あまり考えなくてもスタンスが現れるフォボスよりやはり面白い。そして難しい。Tさんはオンサイトトライでいいところまで行ったのだけど、テンションかかってしまった。残念。
「終了点で逢いましょう」は、私向きのルートだと言われ、あまり考えずに取り付いた。せっかくだから、オンサイト狙ったら?と言われたので、他の人の登りは見ないようにして、木陰でウトウト。。
いざ取り付いてみると、核心までのルート取りがなかなか難しい。わずかな窪みをスタンスに、米粒のような結晶を手がかりに・・・。
ラインが見えた。手順を組み立て、深呼吸をし、息を吐きながら一手づつ確実に進む。限界ムーブを起こすときには、力まないこと。意識して息を吐く。
スラブの核心はかなりギリギリ!両手を極小米粒ホールドでマッチし、足はいつになく頼りないスメアリング状態。左手を伸ばし、クラックを掴めば核心クリアだ・・・。
一瞬、岩から剥がされそうになる瞬間に魔の囁きが・・・でもそれは風のように掠めていっただけですんだ。今はオンサイト。何より気合が違う。
左手は幸せのクラックを掴み、前半戦終了。後半は易しいクラック。ジャミングがガッツリ決まり、快適。核心のスメアリングに比べるとご褒美のようだった。
もしかして初イレブン!?やったー!!しかもオンサイト!
初イレブンをオンサイトできるとは全く予想していなかったので、他の誰よりも、私が一番驚いていたと思う。
そしてまた、大事な核心部の写真は撮り損ねられていた(パート3)。。
スラブ+クラックなので、ちょっと特殊な気がするけど、どうなんでしょ。まさに私の得意系でありました。というか・・想像していた11bと違う。。。世の中の「イレブン」はそうそう簡単には登らせてはくれまい。が、5.12台を登るメンバーも苦労してRPしていたところを一発で登れたのだから、自信を持つことにしよう!
なぜなら、自己最高グレードを更新したという、私にしては珍しい成果があったから!
そしてちょっと、フリークライミングのグレードと用語についてご説明。
(Tさんが書いてくれた説明、そっくりそのまま拝借。ゴメンナチャイ)
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オンサイト(OS) 岩を初見で登り、完登すること。フリークライミングでは一番かっこよいスタイル。
中でも、ヌンチャクを自ら支点に掛け、さらにそこへロープを掛けるという手間が入るとマスターオンサイト(MOS)となり、さらにかっこよい。
フラッシュ(FL) 人の登りを見たり、登った人にルートの情報を教えてもらって、1度のトライで登ること。OSの次にかっこよい。
レッドポイント(RP) OSやFLできなかった人が、何回かトライして完登すること。3回で登れると3撃などという。一般に、「登った」と言った場合RPをさす。
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5.10a テンエー 岩の難しさのグレードです。昔は5.10a登れればお祝いで赤飯炊いたそうです。いまでも初心者卒業といえるでしょう。5.10b、5.10c、5.10dの順番で難しくなります。
5.11a イレブン 今でも5.11a登れれば、お祝いすると思います。脱初級者、中級者のグレードです。5.11b、5.11c、5.11dの順番で難しくなります。
5.12a トゥエルブ 30年前は日本最難関グレードだったが、現在では中級者(中の上)くらい。
☆(ほし) トポと呼ばれるクライミングルート集に、ルートの評価が着けられている。星つきルートは面白いので、一度は登る価値あり。
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<4日 カサメリ沢>
プラチナム ☆☆☆ 5.11c ×
ルート名不明クラック ?
レザーズエッジ ☆☆ 5.10c/d RP ×2
プラチナムは下部だけをトップロープでアップさせてもらう。核心に行くまでも結構面白い。さすが三ツ星がついているだけある。
去年のGWにトップロープで登らせてもらったレザーズエッジ。今年改めて見てみると、なんとなくムーブを組み立てられそうだったので、マスター(自分でヌンチャク掛けながら)で取り付いてみる。
やはりイキナリは無理。核心ムーブを固め、もう一度トライしてRP(完登)。
かなり安定して登れたので内容的にとても満足。美しい岩の弱点を突いた面白いルート(写真上)
しかし。。。珍しく頼んだ自分の写真は撮り損ねられていた(パート2)。
5日 小川山
<火星人>
フォボス ☆☆ 5.10c/d MOS
ダイモス ☆☆☆ 5.11c/d ×
<ゴジラ岩>
終了点で逢いましょう ☆☆ 5.11b OS
ゴジラ岩まではキャンプ場から1時間半と、アプローチは長めで、道はわかりにくい。その代わり、とても素晴らしいロケーションの岩場に出会える。金峰山方面が見渡せ、高度感も素晴らしい場所。
「フォボス」はスラブ。スラブとは、のっぺりとしていて、傾斜は緩めでも手がかり、足がかりがほとんどないような岩を言う。
靴の裏のフリクションとバランスだけで登るようなルート。重心が低い女性向きと言われます。腕が疲れないので(掴むものがないから)、私は得意系であり、好きなジャンル。
体感的には水晶スラブエリアの「アバタもえくぼ(5.10c)」の方が難しいと思う(まだ登れてないし)。
そしてここで、5.10c/d をMOSで登るという自己最高グレードを更新!やった!
隣のスラブ、「ダイモス 5.11c/d」。あまり考えなくてもスタンスが現れるフォボスよりやはり面白い。そして難しい。Tさんはオンサイトトライでいいところまで行ったのだけど、テンションかかってしまった。残念。
「終了点で逢いましょう」は、私向きのルートだと言われ、あまり考えずに取り付いた。せっかくだから、オンサイト狙ったら?と言われたので、他の人の登りは見ないようにして、木陰でウトウト。。
いざ取り付いてみると、核心までのルート取りがなかなか難しい。わずかな窪みをスタンスに、米粒のような結晶を手がかりに・・・。
ラインが見えた。手順を組み立て、深呼吸をし、息を吐きながら一手づつ確実に進む。限界ムーブを起こすときには、力まないこと。意識して息を吐く。
スラブの核心はかなりギリギリ!両手を極小米粒ホールドでマッチし、足はいつになく頼りないスメアリング状態。左手を伸ばし、クラックを掴めば核心クリアだ・・・。
一瞬、岩から剥がされそうになる瞬間に魔の囁きが・・・でもそれは風のように掠めていっただけですんだ。今はオンサイト。何より気合が違う。
左手は幸せのクラックを掴み、前半戦終了。後半は易しいクラック。ジャミングがガッツリ決まり、快適。核心のスメアリングに比べるとご褒美のようだった。
もしかして初イレブン!?やったー!!しかもオンサイト!
初イレブンをオンサイトできるとは全く予想していなかったので、他の誰よりも、私が一番驚いていたと思う。
そしてまた、大事な核心部の写真は撮り損ねられていた(パート3)。。
スラブ+クラックなので、ちょっと特殊な気がするけど、どうなんでしょ。まさに私の得意系でありました。というか・・想像していた11bと違う。。。世の中の「イレブン」はそうそう簡単には登らせてはくれまい。が、5.12台を登るメンバーも苦労してRPしていたところを一発で登れたのだから、自信を持つことにしよう!
うちの蘭ちゃんたちもebiちゃんに観てもらえて喜んでいますよ。 ほんとに有難うございました。
時々遊びに来てくださいね。
まだお見せしていない富貴蘭が沢山ありますよ^^