火星が今日(10月6日)中接近(大接近に近い接近)を迎えました。2年に1度地球に接近する火星は、その公転軌道(太陽を回る軌道)に遠近あることなどから、地球(の公転で)が火星を追い越すタイミングから、大・中・小の接近が見られます。
今回は、中接近ですが、ほとんど大接近に近い接近となります。今日を境に前後1ヶ月近く模様を見ることができます。ただし、空気の流れ(気流)で光が屈折しやすく鮮明な模様を見るには常時観測するなど機会を増やすしかありません。
↑ 火星:10月5日(火)21時37分撮影で東天45度くらいの高さでした。(少し気流の影響がありました。半分上にかすかに模様らしきものが・・・?上部が盛り上がりは「極冠」です。)
↑ 木星:10月5日(火)19時54分撮影です。眼視では縞模様2本がよく見えていました。4個のガリレオ衛星も見えていました。南中から少し西よりに位置していました。木星は大きく明るいのでよく見えます。
↑ 土星:10月5日(火)20時00分撮影です。土星は、いつ見ても特徴である輪っかが素晴らしいと思います。木星の外側を公転していますので、その大きさとともに撮影は難しいですが、眼視では小型望遠鏡でも十分楽しめます。
共通データー:223㎜ニュートン反射、拡大撮影、フジFinePixS5Proカメラ使用。
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