11月8日の皆既月食・・・今回は、天王星との遭遇がありました。
↑ 19:03 太陽光線が直接当たって居る部分では、陰に入った部分に露出を合わせると輝いています。
↑ 19:22 地球の影にスッポリ入る直前の様子です。
↑ 19:55 ほぼ皆既の最大時刻と思われます。普段の満月と異なり「赤銅色」と言った「赤みがかった色」になります。
地球の大気を通過した太陽光のうち赤色系統が月に届いているからとされています。
↑ 20:38 地球の影から抜け出す直前の様子です。
↑ 天王星(白い点)と月の接触(掩蔽):皆既月食中の月の向こう側を通り過ぎていきます。天王星は約30億㎞、月は平均40万㎞・・・遙か彼方の惑星が(地球から)近距離の月と遭遇することは、まずあり得ないことになります。
過去皆既月食中の惑星食は室町時代に土星が通り過ぎて以来、442年ぶりだそうです。当然、当時はそれが「土星」であろうことはおろか、月に隠されることも不明だったと思われますが・・・皆既月食中の惑星食はそれほど奇跡に近い現象となります。
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