京都 ”大原野菜”のブログ

大原で作られている京野菜や旬野菜の情報と大原の歳時記をお届けします。

京の伝統野菜「堀川牛蒡」

2011-05-23 | 旬野菜

中に空洞が出来る太い「堀川牛蒡(ほりかわごぼう)」はご存じですよね?

おせち料理にも使われ、牛蒡のシンをくり抜いて肉とかを詰め込んだり

します。

我が家(うちの「おじぃー」)の「堀川牛蒡」の作り方です。

出来るだけ高畝にしてマルチを張ります。そこに細長い杭で

斜め横に「牛蒡」が入る穴を空け、買ってきた「牛蒡」を穴に

刺して行きます。

この箱5キロ入りで約30~33本ぐらい入っています。今年は15箱

植え付けました。約500本弱になりますか。

畝は私が立ててあったのですが、「おじぃー」は気に食わないらしく

耕運機と管理機で畝を立て、マルチを張り500本もの牛蒡をセッセと

刺していきました。

もう、80歳です。今の80歳は人によって格段に容姿が違いますね。

背筋がピンと伸びて若々しく見える人や、背骨が少し曲がり、特に脳梗塞

とかになったら、歩き方からヨボヨボしていらっしゃる方もいます。

うちの「おじぃー」は後者です。それに増して歯がないので顔がクシャクシャ

です。

しかし、昔と比べると皆さん若く見えますね。平均年齢が伸びているのが

よく分かります。

 

 

 ところで、

マルチに穴が空いて、「牛蒡」の頭が少し覗いているのが分かり

ますか?斜めに刺していくので、結構沢山植え付けが出来ます。

去年は鹿が畝の上を歩き廻り、土の中で牛蒡が折れたりしましたが

今年は電気柵で対処。

今から年末頃まで畑にいます。6け月以上も畑を占領します。

その代わり、植え付けたら収穫まで手間はかかりません。

朝市でも里の駅でも「堀川牛蒡」は料理人さんがよく買われます。

精進料理のお店をされている方やホテルのコース料理として食材に

入ると、まとめてコンスタントに買って行かれます。

今年もいい牛蒡が入りますように。お天とさま、宜しくお願いします。

以上です。

 

 

 


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