京都 ”大原野菜”のブログ

大原で作られている京野菜や旬野菜の情報と大原の歳時記をお届けします。

里の駅大原の「沙羅双樹」

2011-12-15 | 日記

木には葉も花も今の季節には何も有りません。

何の木か分からないでしょうが、これは里の駅に植わっ

ている「沙羅双樹」の木です。

「沙羅双樹」と言うと、お釈迦様が亡くなった時に周りに

植わっていた「沙羅双樹」の木が枯れて白くなったと

云われてます。又、有名なのが平家物語。

「沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす」

という下り。

ちょっと神秘的な木として見てしまいます。

 

私なりに調べて見たのですが、本当の「沙羅双樹」の

木は熱帯性で日本では育たず、日本で見かけるのは

「夏椿」(なつつばき)だそうです。

よって平家物語に出てくる「沙羅双樹」は「夏椿」を

さしているようです。

白い椿のような花が咲き、花弁がだんだん散って

いく訳でなく、朝咲いた花が夜にはポトンと落ちて

行くサマは本当に儚いというか無情を感じさせる

木です。

 

まぁー、実はそんな難しい事を綴りたかった訳では

なく、早々と白い新芽が出ている事に気付いただけ

です。

もうこんな大きな新芽が出てました。

まだ、これから一段と寒くなっていくというのに・・。

何故か、私より大分先を越されているような気持ちに

させられました。

さすが、お釈迦様の木と例えられるだけの事はあり

ますわ。

以上です。

 

 

 

 

 


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