木には葉も花も今の季節には何も有りません。
何の木か分からないでしょうが、これは里の駅に植わっ
ている「沙羅双樹」の木です。
「沙羅双樹」と言うと、お釈迦様が亡くなった時に周りに
植わっていた「沙羅双樹」の木が枯れて白くなったと
云われてます。又、有名なのが平家物語。
「沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす」
という下り。
ちょっと神秘的な木として見てしまいます。
私なりに調べて見たのですが、本当の「沙羅双樹」の
木は熱帯性で日本では育たず、日本で見かけるのは
「夏椿」(なつつばき)だそうです。
よって平家物語に出てくる「沙羅双樹」は「夏椿」を
さしているようです。
白い椿のような花が咲き、花弁がだんだん散って
いく訳でなく、朝咲いた花が夜にはポトンと落ちて
行くサマは本当に儚いというか無情を感じさせる
木です。
まぁー、実はそんな難しい事を綴りたかった訳では
なく、早々と白い新芽が出ている事に気付いただけ
です。
もうこんな大きな新芽が出てました。
まだ、これから一段と寒くなっていくというのに・・。
何故か、私より大分先を越されているような気持ちに
させられました。
さすが、お釈迦様の木と例えられるだけの事はあり
ますわ。
以上です。
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