風呂から上がり、横になってテレビをつけた。
何か面白い番組はないものかと、あっちこっちチャンネルを変えて一番マシに
思えたのが「思い出のメロディー」だった。
確か、上條恒彦が「出発(たびだち)の歌」を歌う所から見始めたと思う。
懐かしいメロディー。今でも上條恒彦の声量と歌唱力は凄い。
そして、続いての曲が二葉百合子の「岸壁の母」だった。
「出発の歌」とは打って変わって陰気そうな演奏が流れて来た。
と・こ・ろ・がですわ。
聴いてると戦争に行った我が子を思い岸壁に立つ母親の姿と思いがヒシヒシ
と伝わって来たんですね。育てて来た我が子供を戦争に出す。帰って来ない。
それが自分の子供やったらどうやろ?
晩酌で酔ってたからか涙が出て来た。
泣き上戸なんかでないのに。これも加齢のせいやろか?
恥ずかしい話しですけど、ホンマ溢れるくらい。
こんな涙が出てしまうような歌謡曲は今は作れないやろね。
陰気な曲やと初めは聴いてたけど、こんな感涙させられるとは・・。
これからはこの曲を人前で聴くと恥ずかしい事になるので聴かないようにしよ
う。それが生活の知恵というもんや。
ところで、この話しは内緒の話しでっせ。内緒にならへんやろけど・・。
以上です。
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