四季の書斎 世界は破滅に向かっている。

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鯨は食べたし狂牛病は恐し。 鯨は食べたし口蹄疫は恐し。 ということは鯨にはない。

2010年06月22日 19時54分13秒 | 社会問題
畜産業には飼料という問題と土地という問題が必ず絡んでくる。

ハンバーガーが世界中で食べられると家畜の数を増やすために、森林を伐採する。
そして飼料を確保するためにも、畑が必要になる。そして、莫大な量の水が必要となるのである。

牛も豚も肉になるまでには、人の手もかかるが、莫大な資金が必要となってくる。
そして安全面では、さまざまな家畜の病気と、さまざまな飼料の安全性が絡んでくる。

環境問題で言うなら、牛一頭がどれほど環境に負荷をかけるかである。

それに比べ、鯨は養殖しなくともよく、飼料の問題もなく、飼育に人件費もかからないし、農薬も遺伝子操作も必要がない。言ってみると、運送費用もかからないし、石油メジャーも儲からなければ、穀物メジャーももうけにならない。

グリンピースにしてもシーシェパードにしても、資金がなければ運動はできないから、どこかから金が出ている。応援企業も公表されている。(wikiでお調べください。ダライラマも入っています。)


環境問題を絡めると反捕鯨も美化されがちであるが、本来アメリカも鯨油のために残酷な捕鯨猟を繰り返していたのである。アメリカはアラスカも所有しているから、原住民の中には昔から鯨を食する人々がいるが、そういう人々は保護されているのである。

とにかく、鯨という巨大な肉を日本人が食べるようになると、食肉産業のもうけが少なくなる。
日本人は鯨は魚として捕らえているのは漢字を見ても判るし、鯨の肉が売られるのは魚屋である。

おでんに鯨のコロ、ビールのつまみに鯨のベーコン、ステーキは鯨? 缶詰の肉が鯨でないということが不思議でならないと感じる、今日この頃である。


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