元盲導犬*シルクのゆるゆる日記。

盲導犬を引退し9年ぶりにパピーウォーカーの元へ帰宅。お仕事も忘れ、ザ・ぐ~たらな自由すぎるゆるゆる定年生活♪

さよならクロちゃん

2015年08月12日 | 日常
実家のワンコが今朝5時半お空に行ったそうです。
昨晩獣医さんに往診してもらいましたが、その薬を飲むこともなく
亡くなりました。

高齢の親が最期まで見てあげることができて良かったです。
調子が悪い時もあったけど、最後までハーネスで歩いて排せつもできたこと。
長患いや寝たきりになることもなく、天寿を全うできたこと。

お盆にひょっこりやってきてお盆に静かに去ったクロちゃん。
最後まで親孝行だったと思います。


クロちゃんはこちらで保護されてうちに来ました。
「ドッグシェルター」

もう親も高齢だったから犬を飼うのは無理だと思ってたのに
何度か行った里親会で見つけてきました。
本当は別の犬を希望してたそうですが、スタッフの方に
年齢や性格でクロちゃん(当時推定6~8歳位)を勧められ
結局ぴったりなご縁だったのです。

実家に来る前は多摩川を放浪していたそうです。
雨風凌げてちょこっとお散歩とご飯さえあればそれで幸せというような
分をわきまえたような遠慮がちなワンコさんでした。
でもやっぱり何となく寅さん気質のところもあり。

前半はどんな犬生を送っていたのか知る由もありませんが
うちに来て、車が大好きになっておでかけや旅行にも
連れて行ってもらいました。
美味しいウマウマも知りました。
お薬を飲んで、フィラリアも陰転し病気もせず長生きすることが出来ました。
きっと後半の犬生は悪くはなかったかなと・・・。

私が子供の時から犬のいない期間はほとんどありませんでした。
4代目、これが最後のワンコです。


パピーのシルクとも会いましたが、いつもシルクのしつこさに
ちょっと迷惑顔で、、、決して目を合わせず適度の距離を保ってました。
性格もザ・洋犬とザ・和犬という正反対。

若かった2人、懐かしいな~。









おもちゃも知らず遊んだこともないから分からないのでしょう。
おもちゃに夢中になるシルクを不思議そうに見ていました。

うちに来た預かりっこ30頭超のうち、多分8割方はクロちゃんに
会っています。
遊ぶっていうことがないので、連れて行っても安心でした。

クロちゃん、今までありがとう!