元盲導犬*シルクのゆるゆる日記。

盲導犬を引退し9年ぶりにパピーウォーカーの元へ帰宅。お仕事も忘れ、ザ・ぐ~たらな自由すぎるゆるゆる定年生活♪

とっさの一言

2009年10月20日 | パピーウォーカー(パピー時代)
最近、録画した覚えのないものが録画されてて
何で、こわ~と気味悪がっていたら、
旦那が「盲導犬」「介助犬」のワードで録画するように
設定したらしく・・・

昨日もちょっとしたニュースが撮れていました。



鳥取で起こった地震の時の盲導犬とユーザーさんのお話でした。

ユーザーさんは地震の後、家の中の様子が分からないし
本当に怖い思いをしたそうです。

そして、避難所に行く時のこと。
当時の盲導犬キティも体を小刻みに震わせ、いつもと違ってる道に
普段のようにスムーズには誘導出来なかったらしいのですが
頑張って誘導してくれたそうです。


二人で頑張って、ようやく辿りついた避難所。
中へ入ろうとすると、「ちょっと待って下さい」と犬連れと
分かった行政の方に止められたそうです。

そこで盲導犬を中に入れて良いのかどうか、もめそうな雰囲気に。

そんな時、中にいた住民から「盲導犬なんだから中に入れても
いいじゃない」と大声で言ってくれた方がいたそうです。
その一声のおかげで、周りの空気も変わり
すぐに中に入れてもらえたそうです。

その一声がありがたく本当に助かりましたと、涙ながらに話していました。



そんな時、もし最初の一声が「犬なんか中に入れないで
だったとしたら・・。
また違った流れになっていたかもしれません。


とっさの一言によって周りの空気が変わることもあるかもしれませんね。

4 コメント

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大規模災害発生時。 (G(富士ハーネスボラ))
2009-10-21 01:10:39
消防機関では、身体障害者のデータを把握しておき、火災などの時に必要に応じて安否確認や避難誘導のために、早期に隊員を送り込む工夫をしているようです。

強制的な登録ではないようなので、把握していない分もあると思いますし、大規模災害では、全体の被害確認や多発している被害への対応があり、障害者に対応する余裕があるはずもなく・・・

災害時に避難所に入って、自分のこれからについて不安だらけの中でも、盲導犬に気づいて、避難所に入れるように声を出せるって、簡単なことではないと思います。
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Unknown (ウェリナママ)
2009-10-21 07:15:09
シルクパパさん、ウェリナパパも一緒でキーワードで
盲導犬、介助犬っていれてあるので、何でこれが?って
思う番組が録画されている事があります。

鳥取の地震のお話、確かに、避難所では沢山の人が居て
動物アレルギーの方、ワンコが怖い子供・・色んな人が
居ると思います、でも、逆に私はそう言う時こそ
大人が、親が盲導犬、介助犬の事を子供に教えてあげる
最高の機会だと思っています。生きた授業ってこれですよね

そういう場面で、しっかりとサポート出来る自分で
いたいな。盲導犬サポーターズ!頑張ろう!!
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G様 (silk)
2009-10-21 22:43:18
そういったこともしてるんですね。ちょっと安心しました。
災害時、耳や目に不自由があったら本当に怖いと思います。非常時、みんなが気付いてあげられる余裕があるかも分からないし、でも首都圏で大規模とかだったら・・・。

ああいう時、パッと声が出せるのってすごいですね。その方もとっさに声が出たのかもしれなませんが、空気を変えますよね!
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ウェリナママ様 (silk)
2009-10-21 22:52:00
ま!ウェリナパパさんも~?!なんか、親近感感じて嬉しいです♪

確かにそういう時こそ、色々なことを生で見て感じてもらう機会ですよね。

この前宮城の地震のこともやってたんです。まだ道路が工事してる所があって。
ウェリナ家でウェリナちゃんも地震経験したんですもんね。何もなくてほんと良かったです♪
そういう経験すると大切さや絆が増しますよね!
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