楽な下り坂より苦しい上り坂を選ぼう

”人の為に、皆の為に ”

剪定

2011-06-26 22:10:45 | Weblog
剪定のページをご覧になった神戸市の方からメールを頂きました。
『一戸建ての家に7年ぐらい前にケヤキを植えました。剪定など管理会社に任せて、美しい箒状の樹になるのを楽しみにしていましたが・・・。
毎年ボサボサで収拾のつかないまま大きくなっています。今年もボサボサ・・・・。担当の方に聞いたら「ケヤキとはこんなもんだ」と返事がありました。
剪定業者を変えたほうがいいのか、写真をみせてこんな風にしてほしいと頼んだほうがいいのか????』
と言う相談です。
 
ケヤキは中途切り(ぶつ切り)すると新芽がヒョローっと伸びてシダレケヤキ状態になります。その他短い立ち枝が無数にボサボサ状態でたくさん出ます。
短く伸びた枝を残して枝分かれした所で長い枝を抜く。そして枝の込み具合を調整し適度なボリュウムを保ちつつ自然樹形を維持する。
刈りこみや伐採は誰にでもできますが、本当の剪定は難しいのです。

大きな会社の外周にはヒマラヤシーダーなどがたくさん植えられています。
それらを剪定と言う名で単なる作業員に伐採させ、その時だけ葉の量を減らし来年以降の樹の姿など無視し、景観を壊し樹の寿命を極端に縮めてしまうのが多くあります。
実に厄介な事態だと心を痛めています。
自然樹形に育てたケヤキをぶつ切りにされるのは実に腹立たしいものです。
自分の作品を壊された気分になります

この写真は昨年夏に通りかかって撮ったものですが、今年の様子を近いうちに是非見てみようと思っています。

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