長い間作る機会の無かった幻の、そして憧れの水琴窟!昨年の氷見T邸に続き今年も射水市のお宅で作ることになりました。
閑静な住宅街に高く土盛りした数寄屋風豪邸。
門を潜って玄関に続く敷石アプローチ、玄関脇に腰掛待合があります。
本当は腰掛待合に近すぎますが、景色として作る蹲踞を水琴窟にします。
排水可能な高低差を利用しない手はありません。
水琴窟はどこでも出来るものではありませんから。
反面、獅子脅しなど希望されるお客様には、思いとどまるように説得しています。
昔々一二度は要望に従い獅子脅しも作りましたが、周囲の景色や環境に合うはずもありません。
獅子脅しの話は置いといて・・・・・
今回の水琴窟がうまく行くかは判りません。
でも前回も結構いい音が出ましたので、神経研ぎ澄ませてこの作業に取り掛かりました。
寝ても覚めても水琴窟を始めこの仕事の遂行に、全力を注いでいます。
雑用の多い零細企業の経営者ですが、基本はこんな仕事をするから零細企業の価値があるのです。
このような仕事を生甲斐にしなくて仕事をの価値などどこにあるのでしょう?
職人の意地なんて狭い了見なんですが、このこだわりが楽しみで生甲斐になっています。
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平穏な世の中ではコンスタントな状態を享受していますから、変化変革を求めません。しかし平穏な時代が続くことはなかなかありません。
少し長いスパンを見ると何一つ永遠の安定はありません。
休みたいけど休ませてくれません・・・・働きたいけど仕事の無い時期もあるから・・・休みたくても我慢して仕事しなくてはなりません。
シルバーウイーク?職人仕事には何の関係もありません。仕事先に行くのに朝方の交通量が少なくて快適です。
戦争は当然反対です。だれも喧嘩したい人はいません。当たり前です。
しかし家や車に鍵を掛け、防犯カメラを付ける事を禁止しては犯罪を誘発します。
毅然とした態度は余計な犯罪を防ぐ事につながります。解るでしょう? . . . 本文を読む