軍手やゴム手では指先の細かい作業がしづらく、つい素手で作業する癖が付く。
それが松の古葉とり”もみあげ ”である、しかし素晴らしい手袋を見つけた!
社員がまとめて買ってきてくれた薄手の作業用手袋で、松の剪定をしてみると素手よりうまく葉が取れた。
指先の滑り止めがとても効果を発揮してくれる。
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剪定や伐採した枝葉は2tダンプに載せて処理場へ運びます。
細い枝葉ですと1台に400kg余り、少し太い枝など混ざると700kgから1t余り載ることもあります。
できるだけ多くを一度に運びたいので、かさばらないように荷台でチェンソーを使って細かく枝を切り刻みます。
大手の会社はチップソーの付いた運搬車を使う所もありますが、零細で貧しい植木屋は人力粉砕で対処します。
この時期は雪吊りの最盛期ですが、剪定もたくさん残っています。
剪定しては雪吊りも同時にやらざるを得ないこの頃です。
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石屋か造園屋か棚田を管理したりする石積に関連した仕事をした人しか知らない話です。
この11月になって、たまたま3日に松山城、7日に名古屋城を訪れる機会を頂きました。
どちらも昔から何度も行きましたが、同行者に石積の話を詳しくすることはありませんでした。
少しは話しますが、どうせ興味も無いだろうから・・・・と思う気持ちと、実際に上の空の応答しかもらえないからです。
でも私は必ず石垣の写真を撮ってきますし、その都度誰かに一応の説明はします。
なぜなら『どうしてこんな石を積み上げたのでしょうね~』と、聞くでもなく呟かれるからです!
本当の工法は私も解りません・・・・(説明書きからは解りますが、今の時代と感覚が違いすぎて・・・・・)
でも崩れない積み方、地響きの度に強固に食い込む石済みの原理は解ります。
これを一言で説明し、即座に理解できる人たちとなかなか出会えないのも寂しいものがありました。
ところが今日は、土木建設関係の社長ばかりの御一行だったので・・・日頃何やってるかよく分からない社長連中ですが、私のお城の石積の説明に20mほど駆け寄って話を聞いて下さいました。
嬉しかったです(ー_ー)!!
今のような機械の無い時代に、運搬して積むには石を割ることから始めなければなりません。
クサビの痕が残る石を見つけては解説させて頂きました。
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