楽な下り坂より苦しい上り坂を選ぼう

”人の為に、皆の為に ”

人形みて

2012-03-09 16:46:54 | Weblog
新聞の写真と記事を思い出して、富山に出たついでに大和での人形展に寄ってみました。
このての人形展は、以前にも他の作家のを見て感激した記憶があり、新聞の小さな写真があの時の事を思い出させてくれました。

会場に入って見ると人形たちの雰囲気が懐かしく、眺めて行くうちに多少年月の差はあるものの、あの時代を思い出しました。
そこで・・・10個目位の人形を見た時です。グッとくるものがあり、思わず涙が出て眼鏡を外して涙をふきましたました。
戦後のあの時代に、兄と妹がけなげに生きている様子が実によく表れていました。

徐々に高まっていた感情があったのですが、この人形を見た瞬間に泣けてしまったのです。
釘でも踏んだのでしょうか、妹の足に巻かれた布とそれをいたわる兄の姿が・・・今も泣きながらこれを書いています。

昔は釘の付いた板切れなどがあちこちにあり、時々靴ごと踏み抜いた思い出が誰にでもあります。
仕事柄からも釘を踏んだ経験は30代でもあったと記憶しています。
今は考えただけでも足が縮みますが、その傷跡を金槌でたたき続けて止血し、そして治したものです。


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1 コメント

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涙、出ますね。 (ふりかけ屋)
2012-03-27 18:54:07
与勇輝さんですね。
すごい作家さんです。
それぞれの作品に、ドラマがあって、その完成度の高さはは、感動ものですよね。

この作品は、「火垂るの墓」のタエちゃんとお兄ちゃん(名前、忘れました。)がモデルなんでしょうか?
……スゴイ!
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