“14才の挑戦”と銘打って、中学2年生の職場体験が実施されている。
中学時代の夏に地域の企業や組合や個人の事業所などを選び、実社会の労働の様子を体験することはセレモニー的とは言えいい事だと応援する。
彼らには精神的にも肉体的にも大人になろうとする直前であり、実社会の超過酷な労働に挑戦することにより、自分の夢をはっきり定めたり或いは修正したりのチャンスでもある。
受け入れ側はどこの担当者も、「どちらかといえば邪魔になる」と渋々引き受けているのが正直なところだが、今時の中学生にとっては、どこで何をしてもいい経験になると確信できる。
本格的な仕事の現場を知る者は極めて少ないから、たとえば”アノ仕事だけはしたくない”と感じるだけでも、彼等には一生を左右する貴重な経験だと思う。
あちこちで苦渋の表情を浮かべる担当者に、私はいつもこう言ってなだめてみる。
私が中学の頃は叔父の農機具店で修理前の泥の付いた機械を洗うなど、もろもろの雑用を頼まれては、小遣いほしさもあってよく手伝っていた。
高校生の時は、鉄工所で毎日朝から9時間ボール盤で部品の穴あけをした、1年生の春休みと夏休み合わせて2ヶ月は拷問的な休み期間だった。
それでもその時のアルバイト代は、家でも威張れる額であったから一家を支えているような気になってとにかく頑張った。
でも生涯の仕事にはしたくない、と密かにそして確実に思った。
高校2年生の夏は、従兄弟の勤めるお菓子の卸問屋で楽しく世話になった。
それは名古屋市内のお菓子問屋で、会社の寮に正社員の大人達と一緒に40日間寝起きを共にしての丁稚生活だった。
富山弁を富山弁とも知らない田舎ボウズの夏休みは、語るも涙、聞くは噴飯の夏休みであったが、その時もダンボール箱の配達を生涯の仕事として続けられないと思った。
人生で先ず本当の勉強をしたのがこの時であったと今になって思う。
各方面で職場体験をした中学生諸君!学生生活はまだまだ続くけど、世間の大人たちと大いにかかわりあう事です。
挑戦とは自分から理由もわからない事に臨む事です。
ペットのように育てられ、卒業して社会に出るなり野生のたくましさを要求される若い世代に同情もするけれど、現代社会のテンポは試行錯誤を見守る余裕の少い時代なので、早くこのテンポに乗ることが求められます。
中学時代の夏に地域の企業や組合や個人の事業所などを選び、実社会の労働の様子を体験することはセレモニー的とは言えいい事だと応援する。
彼らには精神的にも肉体的にも大人になろうとする直前であり、実社会の超過酷な労働に挑戦することにより、自分の夢をはっきり定めたり或いは修正したりのチャンスでもある。
受け入れ側はどこの担当者も、「どちらかといえば邪魔になる」と渋々引き受けているのが正直なところだが、今時の中学生にとっては、どこで何をしてもいい経験になると確信できる。
本格的な仕事の現場を知る者は極めて少ないから、たとえば”アノ仕事だけはしたくない”と感じるだけでも、彼等には一生を左右する貴重な経験だと思う。
あちこちで苦渋の表情を浮かべる担当者に、私はいつもこう言ってなだめてみる。
私が中学の頃は叔父の農機具店で修理前の泥の付いた機械を洗うなど、もろもろの雑用を頼まれては、小遣いほしさもあってよく手伝っていた。
高校生の時は、鉄工所で毎日朝から9時間ボール盤で部品の穴あけをした、1年生の春休みと夏休み合わせて2ヶ月は拷問的な休み期間だった。
それでもその時のアルバイト代は、家でも威張れる額であったから一家を支えているような気になってとにかく頑張った。
でも生涯の仕事にはしたくない、と密かにそして確実に思った。
高校2年生の夏は、従兄弟の勤めるお菓子の卸問屋で楽しく世話になった。
それは名古屋市内のお菓子問屋で、会社の寮に正社員の大人達と一緒に40日間寝起きを共にしての丁稚生活だった。
富山弁を富山弁とも知らない田舎ボウズの夏休みは、語るも涙、聞くは噴飯の夏休みであったが、その時もダンボール箱の配達を生涯の仕事として続けられないと思った。
人生で先ず本当の勉強をしたのがこの時であったと今になって思う。
各方面で職場体験をした中学生諸君!学生生活はまだまだ続くけど、世間の大人たちと大いにかかわりあう事です。
挑戦とは自分から理由もわからない事に臨む事です。
ペットのように育てられ、卒業して社会に出るなり野生のたくましさを要求される若い世代に同情もするけれど、現代社会のテンポは試行錯誤を見守る余裕の少い時代なので、早くこのテンポに乗ることが求められます。
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