楽な下り坂より苦しい上り坂を選ぼう

”人の為に、皆の為に ”

本物の価値

2009-06-07 05:30:54 | Weblog
蛍が飛び交う光の糸が新聞に載っている。
家の周りにも数年前までは見かけたのに・・・そういえば近頃見えない。

『子供に蛍を捕らせて、手にのせて感触を肌で感じて、そして匂いを嗅がせてあげなさい』
絵本や映像でいくら蛍を教えても、知識が知恵に結びつく事はありませんよ・・・と最近RCの卓話でお坊さんにお教えられた。
納得!そうして物を覚えて判断力、想像力が養われるのだ。

蛍の言葉で、昔の情景が懐かしく想い出される。

空気が全く汚れていない頃だった。夜空は一面の星で、今では信じられない「星の数ほど」という言葉が当てはまる情景であった。

下を見ると川縁にはこれまたおびただしい蛍が、ゆったりと流れるように目の前の草に停まる。

何匹か捕らえて暗い室内で放す。蚊帳の中や外でも放しては点滅する光を見ながらいつしか眠りに就いた懐かしい時代のことを。

涙が出るほど懐かしい・・・なぜか?映画「異人たちとの夏」を想い出してしまう。

団塊世代の子供が蛍を何匹捕ろうが、蛍が絶滅する訳はなかったが・・・。
間接的にこの時代の私達人間が・・・やはり蛍を激減させた事は反省σ(-`ー;)

だから塩ビの竹垣を並べ立てて眺める人々に申し上げたい!

本物の蛍の触感と匂いで、自然の良さとありがたさを感じて下さい。
本物を見ることで目を養う事ができます。絵も彫刻も、庭も人間も。

”うりの木”の花は美しい!変化する事が美しいのでは?



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