楽な下り坂より苦しい上り坂を選ぼう

”人の為に、皆の為に ”

屋敷林の寿命

2007-03-09 13:49:23 | Weblog
我が家の広いお屋敷周りを掃除すると、燃えるゴミの袋で30~35相当の落ち葉が集まる。
この地方のカイニョウ(垣入)と呼ばれる屋敷林の杉は、風が吹くと一年中スンバ(杉葉)を撒き散らす厄介な木である。
昭和30年頃までは、コレが燃料として着火材として貴重なエネルギー資源であったが、今は単なるゴミでしかない。

”野焼き禁止”は今や日本の常識だが、これ等のスンバなどを掃除したゴミは田んぼで燃やしても黙認される。
燃やす量も微妙らしくて、お年寄りが少しづつ焼くならOKで、元気そうな大人がガンガン燃やすとクレームが付く。
営業者がお客さんの家から持ち込んだ剪定枝を、自前の焼却炉で焼くのは違反だが、植木屋が自分の家の落ち葉を焼くのはどうなんだろう?
自家発生のゴミは瓦屋さん、工務店さん、石屋さん、等など田舎の空き地は広いので、ツイツイ燃やしてしまう。

すると鳴子笛がなり『御用』ちょうちんに取り囲まれる。その内お白州で30万円とか50万円とかの罰金が言い渡され、腹も立つがガッカリ落ち込んで渋々払う事になる。
暖かな2月から完全な春の3月になったと思ったが、シッカリ積雪の冬景色に。
遠くに見える屋敷林はいつまでその姿を留める事ができるのだろうか?
紅梅が咲きかけたのに、雪が積もり白い世界に戻った。
紅梅は寒いだろうが、白い背景があってこそ美しい!この自然を大切に。



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