楽な下り坂より苦しい上り坂を選ぼう

”人の為に、皆の為に ”

日展富山展、思い出すね~絵画鑑賞

2013-05-17 08:14:32 | Weblog
福野高校美術部は講師陣の熱意もあって、県展、観光展、高校生美術展、市美展、町美展などに入選、入賞者が続出して部員は更に盛り上がっていた。

昭和40年頃の思い出ですが・・・・。
自家用車がそこそこ普及する5.6年前だから城端線、北陸線の普通列車を乗り継いで、兼六園下の美術館まで2時間以上掛かって行ったものです。
二科展の高光一也師の”絵 ”を見に!バイオリンを膝の上に置いた女性が黒っぽく描かれ、バイオリンに何かの光が鋭く反射している!

まさに”絵 ”だな~と、絵描き志望の田舎ボウズは電気ショックを感じて大感激した。

高校球児がプロ野球に憧れるのと同様に、美術部員は画家に憧れる。
絵を描いて暮らしが成り立つなら、一生絵を描き続けたいと当然思う。

帰りの北陸線のドサ回り電車の中はズーットあの絵を思い浮かべながら帰った。
”美 ”とは何ぞや?深い深い問題である。

一昨日、日展富山展を横山豊介師の解説付きで鑑賞した。
「見たままではなく、デフォルメして物語や詩を感じさせる作品を作ろうと、作家は腐心しているのです」の言葉を聞いた。

私の仕事にも勿論通じます。
自然の切り取りの景色を作るだけでは”夢 ”は感じません。
やはり”夢や希望”の沸き起こる景色があるのです。
癒しや安らぎを覚える景色、背筋の伸びるシャキッとする景色もあります。

美人記者さんと楽しい数分間もありました。

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