好景気への期待感・・・

アベノミクス好景気が来る？そうです。
１０兆などと言われても全く実感は湧かないが、ほどんと青天井の大盤振る舞いなのでしょう。
建設関連の会社は長い苦境に耐え切れず、土木建築から野菜作りに活路を求めたり、介護施設を始めようと職員の養成や施設の建設に取り掛かったり、あらゆる施設の指定管理を受けたり・・・。
懸命に生き残りの方法を考えて博打に打って出たところです。
東北の復興や新たな土地改良予算は付いていても、仕事をこなせる優秀な労働者がいないのです。

設計はともかく現場工事では機械を使う熟練したオペレーターが不足しています。
建設機械が不足しています。鉄筋組む職人、型枠、足場組の職人が不足します。
３年前なら完全にスクラップにした、錆びたボロボロのバックフォーが売れるそうです。
今まで不要な大型機械を大量に外国へ輸出してしまい、クレーン付きトラックや小型ダンプも不足、ブルドーザやバックフォーは極端に少なくなったとこです。
急に１０兆円の予算付けても、工事は急に進むことは有り得ません。

溜まり続けた国家赤字などを返済することを第一目標に、我慢の時代がこれからも続く事を覚悟していました。
”ヤケクソ景気浮揚策”の効果が気分だけに終わる事なく、うまく機能してもらいたいものです。