楽な下り坂より苦しい上り坂を選ぼう

”人の為に、皆の為に ”

祭りの日

2008-08-31 07:50:13 | Weblog
日本の人口の半数以上は東京圏、名古屋圏、大阪圏に集中している。
富山の田舎は面積で言えば琵琶湖程の広さの市なのに、4年前の6万人から今は5万8千以下になった。

少子化時代と言われて30年ほど過ぎ、田舎では獅子舞を継ぐ若者がいなくなった。
100戸足らずの自治会で獅子舞に参加してくれる青年会員は、情けないかな15人ほど・・・。

平日の休暇は取れる訳がない、日曜は特に休めない、変則勤務でチーム制なので自分で決めれない・・・。

ノルマと組織の下敷きにされた可哀そうな若者たちが、家庭や地域から隔離され明治大正の頃の製糸工女のごとくこき使われている。

古老たちの抵抗に遭いながらも、宮司さんの援護で祭りの日を日曜に変更した。
多少なりとも青年たちは出易い、また一般の大人たちも見物に来やすい。
ギャラリーがいなくては獅子舞も力が入らないし、賽銭の上がりが悪い。

変更した祭礼の日は、かろうじて曇りで前日深夜までの雨は上がってくれた。
戦後60年余り8月26日午後3時半は雨が降らない。
今年は24日に変えたが、降らなかった。

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