「自然」としての人間と、「非自然」としての人間。
種族保存の本能というプログラムに則って存在する「自然」として存在すること、
「本能の壊れた」(岸田秀)生物として、社会を形成し制度を設け集団として存在すること。
この2つの矛盾した狭間を生きる難しさ。
このテーマについては、拙著の70ページ(PDF版)で、
漱石の『道草』と黒川伊保子さんの労作を引用しながら僕も触れたことがある。
相互理解が不可能な男女だからこそ、
種の保存にとっては都合がいいという話。
また、このブログでも橋本治金言集で核心をついた橋本の論を紹介したこともある。
「男は、自分自身の性欲とセックスする」
「女は、“自分の家庭”と結婚する」
僕と同年代の愛すべき高橋秀実も本書で、
黒川伊保子さんへのインタビューを掲載している。
それにしても、種牛のルポには驚いた。
僕も大好きな牛肉は、このようなシステムで供給されているのかと。
本書を読み、「男の哀しさ」を語るのは野暮だろう。
amazonのレビューを見ると、本書に生理的嫌悪感を抱く男性もいるものの、
とにかく、男も女も一度は読んでみても無駄ではないと考える。
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▼記事へのご意見、Cultural Marketing Lab INOUE. (CMLI) へのお問い合わせは下記メールにてお願いいたします。
sinoue0212@goo.jp
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▼『コンテンツを求める私たちの「欲望」』
電子書籍(無料)、閲覧数 13,700 突破しました!
私の思想=文化マーケティングの視座が凝縮されています。
http://p.booklog.jp/book/43959
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お読み頂き有難うございます。
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僕も大好きな牛肉は、このようなシステムで供給されているのかと。
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