エブリイに感謝

さて、二科展も無事に終了して、我が作品が帰ってくるのを待つばかり。
二科の作品の搬入の頃にはまだあった、我がエブリイ（DA-52V)は、もう我が家にいない。
きっと今頃は、新たなパートナーとお仕事中なのだろう。


そんなエブリイ晩年の勇姿（個展の搬入）

ワンボクスのバンは私の好みではないが、それでも良き相棒だった。
８万km弱で購入し、13万km強まで、およそ5.5万キロを5年半で走ってくれた。
そしてその間、ノートラブル。
余計なものがないということの価値。
不自然なテクノロジーに縛られない価値。
エブリイには、そういう素晴らしさがあった。

常々思うが、五感を働かせることってとても大切で、そういう生活をすることで人生が豊かになる気がする。
「オッケー〇〇」とか「ヘイ〇〇」とか、アホらしくなってくる。

そして、絵を描く仕事もまさに手仕事。
不自然なテクノロジーに頼らない、崇高な仕事なのである（と思う）。