“梅雨の頃”「赤城山を彩る花や樹木の観察会」が無事終了しました。
1.女性21名 男性9名の方が参加しました。
急遽、件名の“梅雨の頃”から“猛暑の頃”となって
しまった為、、コース変更を実施しました。
当日は猛暑も一段落し、小沼周辺も爽やかでした。
2.イワガラミの花と葉の紹介
3.ミヤマカラマツの花
名は雄しべの集まった花の形をカラマツの葉に見立てたもの
.鳥居峠で関東ふれあい道小沼周辺の説明
5.鳥居峠の鋼索鉄道駅舎(国の有形登録文化財に指定)
赤城山-桐生市(旧黒保根村)を繋ぐケーブルカーが1957年に開通
したもののわずか10年で廃止
6.小沼湖畔の小沼平 ここは赤城山広といえども唯一の方位盤が設置
今日は140㎞先の富士山みえず、黒檜山(1828m)中腹の猫岩を眺める
7,気持ちの良い小沼湖畔 標高1470m気温21℃
8.小沼北西岸の弁財天小鳥居でお昼
小沼の水面(みなも)の気持ちよい風と樹林下の
日陰でお客様からも好評のロケーションでした。
9.赤城山の地形紹介(銚子の伽藍、血の池、火山形成史)
二万年かけて小沼から流れ出す粕川が作ったゴリュジュ(峡谷)
血の池は二万年前の水蒸気噴火口
赤城山は約四十万年前フォッサマグナの東端より噴火が始まる
10.覚満淵のノハナショウブ
花の中央部が黄色の目型模様が特徴で湿地に生えます
似ているカキツバタは白色で水中から生えます
アヤメは網目で畑に生えます
11.覚満淵のヒョウタンボクの赤い実
赤い果実がヒョウタン形になるヒョウタンボク(スイカズラ科)
熟すと美しいが、猛毒なので注意
花が白色と黄色に変わり、別名キンギンボク(金銀木)
12.クサタチバナは”花の百名山”(田中澄江著)で、赤城山を代表
する花として登場する
13.シモツケ
枝先に小さな花が集まってふんわり丸くピンクです
14ゼンテイカ(禅庭花)一般にはニッコウキスゲ
鹿の食害により、大きく減らしてしまいました