ぐんま森林インストラクター会

ぐんま森林インストラクター会(GSI)イベント情報、開催後の報告、その他活動報告などを掲載しています。

7/9  “梅雨の頃”「赤城山を彩る花や樹木の観察会」終了報告

2022年07月12日 | イベント終了報告

 

“梅雨の頃”「赤城山を彩る花や樹木の観察会」が無事終了しました。

1.女性21名 男性9名の方が参加しました。
  急遽、件名の“梅雨の頃”から“猛暑の頃”となって
  しまった為、、コース変更を実施しました。
  当日は猛暑も一段落し、小沼周辺も爽やかでした。

2.イワガラミの花と葉の紹介

3.ミヤマカラマツの花
 名は雄しべの集まった花の形をカラマツの葉に見立てたもの

 

.鳥居峠で関東ふれあい道小沼周辺の説明

5.鳥居峠の鋼索鉄道駅舎(国の有形登録文化財に指定)
 赤城山-桐生市(旧黒保根村)を繋ぐケーブルカーが1957年に開通
 したもののわずか10年で廃止

6.小沼湖畔の小沼平 ここは赤城山広といえども唯一の方位盤が設置
  今日は140㎞先の富士山みえず、黒檜山(1828m)中腹の猫岩を眺める

 

7,気持ちの良い小沼湖畔 標高1470m気温21℃


8.小沼北西岸の弁財天小鳥居でお昼
  小沼の水面(みなも)の気持ちよい風と樹林下の
  日陰でお客様からも好評のロケーションでした。

9.赤城山の地形紹介(銚子の伽藍、血の池、火山形成史)
    二万年かけて小沼から流れ出す粕川が作ったゴリュジュ(峡谷)
  血の池は二万年前の水蒸気噴火口
  赤城山は約四十万年前フォッサマグナの東端より噴火が始まる

10.覚満淵のノハナショウブ
  花の中央部が黄色の目型模様が特徴で湿地に生えます
  似ているカキツバタは白色で水中から生えます
  アヤメは網目で畑に生えます

 11.覚満淵のヒョウタンボクの赤い実
  赤い果実がヒョウタン形になるヒョウタンボク(スイカズラ科)
  熟すと美しいが、猛毒なので注意
   花が白色と黄色に変わり、別名キンギンボク(金銀木)

 

12.クサタチバナは”花の百名山”(田中澄江著)で、赤城山を代表
  する花として登場する

13.シモツケ
  枝先に小さな花が集まってふんわり丸くピンクです

 

14ゼンテイカ(禅庭花)一般にはニッコウキスゲ
  鹿の食害により、大きく減らしてしまいました

コメント
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