nojyucal moonの趣味

仏教が大好きで仏教を楽しみながら趣味として成り立ててます。僧侶では無く仏教ファンの視点から記事を書いてます。

仏教は面白いぞ!(宗派について)

2023-05-09 11:10:27 | 日記

今回は宗派について仏教ファンで有る私が感じた事や思ってる事を書いてみようと思います。
仏教の歴史をたどってみると、今から約2500〜2600年程前にインドでお釈迦様が仏教を起こし、お釈迦様が涅槃に入られた後に仏教は大乗仏教と上座部仏教の2派に別れました。

上座部仏教とはお釈迦様の教えをストレートにそのまま伝えて、出家修行した者だけが悟りを得ると言う概念が有り、主にスリランカやミャンマー、タイ、インドネシア方面に信仰されて行き南伝仏教とも言われ言語はパーリ語を使用してます。

上座部仏教でよく見られる仏像は
仏様の頭(髪)が角状になってるのが多く見受けられます。
日本の仏像よりスマートな物が多くてカッコいいデザインも有ります。
カラフルに塗装されてる仏像も多く
寺院の建物もキラキラと派手な造りで
テーマパークのような明るい感じが多いです。
😏まぁ私が実際にスリランカやタイに行き見て来た訳じゃないけど!

そして大乗仏教は、出家せずとも在家信者でも修行次第では悟りを得る事も出来るし、何よりもお釈迦様が活動してた頃と比べて世の中は色々と変化して来てる訳で仏様の教えをその時代に合わせて改良しながら、チベットや中国、韓国、そして日本へと伝わってきた仏教であります。

言語はサンスクリット語を使用してます。サンスクリット語で書かれた経典を中国の僧侶、三蔵法師がインドまで過酷な旅をして中国へ持ち帰り、中国語へ翻訳して仏教を広めて行き、本格的に日本に仏教を取り入れたのは天台宗の最澄様と真言宗の空海様でした。

日本へ伝わった仏像のデザインは
時代により変化は有るものの、頭のとんがり帽子みたいのは無く、団子のような丸い物がのっかってたいるのは有りますけどね。それと割とふっくらとしてて可愛らしい雰囲気の仏像が多いです。
石像や木像、銅像など有り、ニス等は塗る場合は有りますけど比較的に塗装せずに材質感そのもので仕上げた仏像が多いと思います。

現在日本では、有名な宗派としては
天台宗、真言宗、臨済宗、曹洞宗、
日蓮宗、浄土宗、浄土真宗です。
その他に法華宗や時宗など数多くの宗派が有ります。

ところで同じ仏教なのになぜ、これだけ枝別れしてしまったのかと疑問に思いますよね。


最澄様は、国から認められてる高僧の僧侶で、新人僧侶の空海と一緒に中国へ渡り、修行をした後に最澄様は天台宗を開き空海様は真言宗を開き、どちらも密教系の宗派でしたので帰国後も最澄様と空海様の交流は有ったようですが、空海様が中国から持ち帰った密教の経典を最澄様が空海様に貸して欲しいと頼んだが空海は経典を読んだだけで、この経典は理解出来ないので貸せないとの事でしたので、最澄様は中々忙しい身で有った為に優秀な弟子の1人を空海の元で修行させて密教経典を身につけてから天台宗に戻す事にしましたが、なんとその最澄様の弟子は空海様の元で修行してるうちに、天台宗より真言宗の方が優れていると、最澄様の元へは帰らなかったのです。
因みに真言宗はその名の通り、真言をお唱えしたり、瞑想、坐禅、等オールマイティに修行してる宗派です。

ってな事が有りましてアッチョンブリケ状態になった最澄様は
😱マジで?ウソやろ?冗談キツイぜ!
って言ったかは解りませんが
最澄様はその後空海様との親交を途絶えたとの事です。

しかし、元々高僧侶で有った最澄様の天台宗も沢山の優秀な弟子達が居たために廃れる事も有りませんでした。
後に解説しますが例えば浄土宗開祖の法然様や日蓮宗開祖の日蓮聖人も元々天台宗の最澄様の弟子でした。

天台宗は妙法蓮華経を中心に様々な経典を使い様々な修行をして行く事で悟りを得ると言う思考でした。

日蓮聖人は妙法蓮華経こそが1番の経典で有るとして、妙法蓮華経のみを修行にして独立して日蓮宗開祖となりました。

なのでこの天台宗、真言宗、日蓮宗は
密教系の宗派と言えます。
以前の書き込みで他力本願と自力本願について書いた事も有りますが、
言わば他自力本願と言うような立ち位置ですかね。

密教以外の思考を持つ宗派としては
禅宗と言う系統の宗派です。
時々、あまり仏教に携わない方がうちの宗派は禅宗です。と言う事も有りますけど実際は禅宗と言う宗派が有る訳では有りません。禅宗とは宗派の種類の事で、栄西様の臨済宗や道元様の曹洞宗でどちらも坐禅を組む事を主として修行をする宗派となります。
どちらも自力本願(自らの修行により生きてるうちに悟りを得る)です。

臨済宗、こちらは誰もが知ってる一休さん(若い方は知らないかな?)
慌てない慌てない!ひと休みひと休み!の一休さんが修行した宗派です。
師匠と向き合い坐禅を組み回答出来ないようなトンチを出され、坐禅を組みながら回答を考える坐禅となります。


曹洞宗、こちらも坐禅を組み修行する事を主としてますが、臨済宗と違う点は坐禅中は何も考えずに瞑想して精神だけを坐禅に集中させ無我の境地にする修行です。よくお師匠様が寺小僧が瞑想坐禅中に動いたり寝たりした時に背中を塔婆でバチッ!
(バチだけにバチッっと叩かれる訳ですよ。)
ん?😒←こんな顔しないで続きを読んでね。

そして、最後には浄土系の宗派です。
法然様の浄土宗と親鸞様の浄土真宗となります。
浄土宗開祖の法然様は元々天台宗で仏教を学んだ僧侶でしたが、天台宗のように苦しい修行をしなくても、いつかは人は死ぬのだから生きている内は念仏だけを唱えて、あえてキツイ修行はせずに亡くなられた後に阿弥陀様に迎えにきてもらい極楽浄土に逝った時に修行すれば良いではないか!と言う方向で比較的、仏教に感心無かった庶民にも念仏位なら苦になる事も無いと言う事で反映していった宗派です。
常日頃、朝晩に阿弥陀様に向かって
南無阿弥陀仏とだけ唱える。
修行としては般若心経の写経や読経
と、いった宗派です。
そして浄土真宗開祖の親鸞様は、
法然様の弟子として浄土宗を学んだ後、天皇家の女性に手を出して罰として都から離れた新潟地方に流刑となります。流刑になった後も地元住民に法話等の仏教活動をしました。
浄土真宗は浄土宗と基本的には同じなのですが、緩い修行(念仏唱えるだけ)では無く更にお坊さんでも結婚できる事や肉料理も食する事など更に緩い形で活動しました。
その後、親鸞様は
「般若心経は頑張って修行してもオイラは煩悩を消す事は出来なかったから、般若心経はいらねぇ〜!」
と言ったかは解りませんけど・・・
更に親鸞様は
「オイラは僧侶じゃ無いから自分の寺はいらねぇ〜」
と言ったかは解りませんけど・・・

そんな、緩い仏教でしたが、そんな自由気ままで緩い親鸞は庶民達に愛され沢山の弟子が出来て、弟子達によって親鸞様を筆頭に弟子達が寺をつくり般若心経を使わず、ほんとに修行せずに南無阿弥陀仏の念仏だけ唱える宗派となる訳ですが、そんな親鸞様ですが仏教の法話や教え等は熱心にしてたらしく弟子達から弟子達へと浄土真宗は現在でも大人気の宗派となってる訳です。


さぁ、こんな感じで日本の仏教は様々な方向へ分派して言った訳です。

私は菩提寺も無く、信仰してる宗派は有りませんでしたが、どの宗派もそれぞれ魅力が有りましたが、最終的には真言宗が1番、自分との縁を感じてますので仏壇の祀り方や念珠関係も真言宗に合せて仏教を学んでいます。

私のように、実家をでて菩提寺や檀家には縁の無い方も沢山居ると思いますが今回の書き込みで気になる宗派は有りましたかな?
気にいった宗派が見つかったら、色々と調べると新しい発見が有り、とても楽しいですよ。

最後まで読んでいただきありがとうございました。過去にも仏教に関して仏教ファンからの視点で書き込みしてますので、宜しければ他の書き込みも読んでみて下さいね。

フォローなどしてくれたら嬉しいです。それと記事に対してコメントも遠慮なく書いて下さって大丈夫です。
私ゃ、だいじょうぶっ教ですから!(笑)

釈迦如来ご真言
🙏😌ノーマクサマンダボダナンハク
ノーマクサマンダボダナンハク
ノーマクサマンダボダナンハク



























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