風のアルバム

些細な記憶の断片
或いは今日の雑感

根雪 (February 1984)

2025-02-09 18:01:12 | 日記

 

その冬は首都圏では珍しく

2回の大雪に見舞われました

(大雪と言っても雪国から見たら

全く大袈裟な表現だと思います)

とにかく

日影の雪が根雪となって何週間も残るほどの

積雪でありました

「お、こんなところにも雪がまだ残ってる」

根雪を見つけては感心していました

この半年後に人生の大転機が待っているとは

知るはずもなく 

私は相変わらずの日常を

相変わらずの感覚で送るだけでした

 

 

 

 

 

 

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さくら (April 2016)

2025-02-09 07:45:32 | 日記

 

その時どこからか

桜の花びらが2つ、飛んできたのです

母の棺を乗せた車を 

家の前で見送った時のことでした

 

 

 

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父の晩酌 1970’s

2025-02-08 07:27:13 | 日記

 

熱燗をお膳に持って行くのを

たまにですが母にたのまれました

ちょっと嬉しかったのを覚えています

 

 

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裁ち台 1970’s

2025-02-07 00:11:56 | 日記

 

祖母が着物を仕立てるのに使う作業台を

我が家では裁ち台と呼んでいました

子供時代、私は毎日のように祖母の部屋に入りびたり

テレビを見ながら、裁ち台の端っこで漫画を

描いたりしていました

 

 

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学校の階段 11 years old

2025-02-06 03:46:09 | 日記

 

スベラーズのはがれた下から2段目を飛ばして

階段の登り降りをすること、をマイルールにしていました

ある時友達にそのわけを聞かれ、私は思いつきで答えました

「スベラーズのはがれたあの段を踏むと

不吉なことが起こるから」

うわさはあっという間に広がって

誰も2段目を踏まなくなりました

 

 

 

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