直訳:恋はくらますもの。
<恋は盲目>
恋をする人は理性を失い、分別をなくし、全く目が見えないも同然である。
木佐翔太の場合④
世界一初恋シリーズ通算第20話
木佐くんの様子がさ~ここんとこ変なんだよね~。エメラルド編集部会議でも人の話を聞いていないくらいボ~っとトしてて
木佐!お前こことんとこ集中力なさすぎ!ちゃんと仕事しろよ!
高野編集長に一喝された。
それもそのはず木佐くん、この前の夜雪名が見知らぬ女性と歓楽街へ入っていくのを見て以来、雪名とは3日間連絡取ってないって。
ってちょっとまずいんじゃないの{%汗webry%}
雪名とバイトメイトが楽しそうに話している姿を普通のカップルみたいに見えたから、どーでもいい。
木佐くん~ネガティブすぎ(><)
水嶋先生の資料を忘れたといったん編集部に戻り、エレベーターに乗ったとき1人の女性が木佐くんに話しかけてきた。
その女性とは・・・
相川さん(=宇佐見秋彦編集担当)の上司こと
サファイア文庫編集部編集長
高野編集長に匹敵するほどの凄腕編集。
男勝りなこの編集長実は来月に公務員と結婚するんだって{%羽webry%}
「
自分からなにもなくなったときでもちゃんと待っててくれる人。木佐はそーゆーときない?自分いつまで同じ事やってんだろうって思うとき」
その言葉に木佐くんの脳裏に雪名を思い浮かぶ。
けど傷つくなら雪名に捨てられるより自分から身を引いてた方がマシと自分の携帯で雪名のアドレスを削除しようと・・・
雪名から電話(^0^)
出たくないと言いつつ・・・
よかった何回連絡しても返事なかったから心配してて
雪名、木佐くんから連絡来ないと焦ってたよ{%びっくり1webry%}
用件はもちろん・・・
雪名:
今日会いたいんですけど時間遅くてもオレは大丈夫なんで
会ってあげなよ~
木佐くん:何時に帰れるかわかんねーから
木佐くんの今の態度、雪名に見抜かれてるんだけど(ー▽ー;)
雪名がど~しても会いたいと木佐くんの家に乗り込むって
木佐くん:
悪いけどオレはその気ないから、もう連絡しないで
雪名があんなに心配かけてるのに、自己完結かい(><)
おまけに雪名のアドレスを削除しちゃってるし{%汗webry%}
雪名のことでモヤモヤしながら家に着く木佐くん。テーブルの上に雪名から借りた本があり返送しようと考えたんだけど・・・
雪名とつきあい始めたのに、住所や通っている大学など雪名のこと何も知らないって
じゃ今まで会ったとき何してたわけ{%はてなwebry%}
イケ男とイチャイチャ
あはは・・・{%汗webry%}
それはさておき木佐くんの携帯に電話。
着信みたら、なにやら知らない番号で
って木佐くん出てるし{%汗webry%}
あッ翔太、オレ覚えてる
木佐くんは忘れているようだけどその相手は市村という男性で木佐くんとは3ヶ月前に渋谷のクラブで知り合ったらしい。
木佐くん、やけになって家に押しかけると呼び出し
車で来た市村の顔をみてぼんやりと覚えたと。
市村がなれなれしい態度で木佐にキスしようと迫ってきた
市村の思うがままにと木佐くんは抱きしめようとした時
「
木佐さん!」
鬼のような形相でずかずか{%雷webry%}
木佐くんに
愛のびんたーーーーーーーーーーーーーーッ!!
市村を帰させ木佐くんの家に上がり込む。
雪名に昼間の電話のことで問い詰められた木佐くんはデートキャンセルされた日、何でだろうと雪名のバイト先で待ち伏せしたら、雪名が見知らぬ女性と一緒に歩いてたとこを見たとブチあけ。
そのことに関して雪名はその女性は料理を教えてくれたただの女友達。
料理レシピを教えてくれる代わりに映画館へ連れてったんだって。
その女性は昼は大学で夜は居酒屋バイトしてたので空いている時間は深夜しかないとのこと。
木佐くん:だったらその時間オレに回せばいいだろ!!
仕事でデートキャンセルと繰り返すうちに雪名が自分はもうどうでもいいんだと勘違い。木佐くんの言い分に雪名は仕事で疲労困憊な姿を見て、木佐くんに迷惑駆けないようにと気遣ってた。
雪名だって本当は木佐くんに毎日会いたいけどとずっと我慢してたんだぞ。
木佐くん:もう・・・やめよ・・・たとえ誤解が解けたとしても無理に決まってる。
なんで
自分みたいな男同士と付き合うのがうんざりで異性と付き合うことになるんじゃないかと不安だって。
木佐くんが固まっちゃってるので雪名に突撃レポート{%ペンwebry%}
雪名皇(ゆきなこう)
年齢:21歳
出身地:北海道札幌市
通学先:東都芸術大学絵画科油絵専攻3年
家族構成:父、母、兄
身長:186cm
体重:66kgくらい
足サイズ:27.5cm
血液型:A型
誕生日:9月6日(乙女座)
好きな食べ物:何でも好き
嫌いな食べ物:特になし
長所:前向き、楽天的なとこ
短所:実は結構しつこい
趣味:絵を描くこと、読書、観覧会巡り
好きな画家:クリムト、フェルメール、サージェント、ハンマースホイ、ウォーターハウス
は~いここでお立ち会い
雪名にこんな質問を投げたからよく聞いて
雪名の好きな人って誰なんでしょうか{%はてなwebry%}
雪名:好きな人・・・
木佐翔太
木佐くん聞いた・・・ってまだウジってるし(ー▽ー;)
雪名が木佐くんの手を握ってこういう
オレが木佐さんを好きなことは木佐さんの自信になりませんか?それでもオレと別れたいなら手を離して下さい
雪名の自分に対する想いに木佐くんは最初手を離すけど好きすぎるあまりこつんと寄りかかる。
コイツの顔が好き。身体が好き。声もしゃべり方も呼吸の仕方さえも何よりも誰よりも雪名が好きだ
木佐くんは心の中でそう想い雪名と仲直りのを。
あ~一件落着{%キラキラwebry%}
数日後、エメラエウド編集部では〆切り間際でフル稼働。校了した後には律っちゃんたち生き倒れ状態(^^;)山田先生に原稿が届いたと電話かけてみたら・・・
「何か協力できることあるなら言って下さい!せっかくアニメにしてもらえるならちょっとだけ頑張ってみようと思って」
プレッシャーに弱い山田先生が前向きな姿勢に
このことに木佐くんはやる気出てきたと仕事に励む。
仕事から家に着くと・・・
雪名が玄関前に待ち伏せ{%びっくり2webry%}
大きな荷物があるんだけど・・・
お泊まりセット(1週間分)
お互いに顔合わせなきゃと
雪名考案
木佐くんの家でお泊まり会開催{%花火webry%}
雪名:
木佐さんすぐ変な方向に考えるから。オレもう木佐さんに関しては我慢しないことに決めました
いい説得力(^0^)
木佐くん:なんでそんなこと・・・
雪名:だって木佐さんが好きだから
雪名のキラキラ顔に木佐くんはまたしても振り回されるのであった。
<指摘事項>
・木佐くんが雪名に別れようとするシーンの構成がとても複雑だった
<本編に出てきた書名>
・水色いちご著者3匹パンダ
<ゲスト>
サファイア編集長:斎賀みつき(しゅごキャラ!シリーズ三条海里、07-GHOSTテイト=クライン、イナズマイレブンGO神童拓人)
市村:羽多野渉(乃木坂春香の秘密シリーズ綾瀬裕人)
山田先生:大久保藍子
脚本:中村能子 絵コンテ:西村純二 演出:吉田俊司
総作画監督:菊地洋子、安田京弘、平川亜喜雄
作画監督:小坂知、池下博紀
原画:15人、スタジオコクピット、スタジオワンパック 動画検査:仲川明希、赤堀隆一 動画:4人、ECHO
色指定・仕上検査:末永絢子 仕上:3人、ECHO
制作進行:西村瑞希
仕事で会えないにも関わらず文句一つ言ってこない上、男同士と付き合ってつまらないのではという木佐くんの不安。前回と合わせて恋愛に関するネガティブさは世界一キャラクター中ではダントツトップ(^0^)雪名、そんな木佐くんを守ってあげてね~
PS.2話連続だったけどこれって1話でまとめられるような気がするのは私だけかな{%汗webry%}
<丸川書店用語集21>
締め切り日
物事を収容させたり打ち切る日として予め決められた期日や時限のこと。丸川書店では主に作家と約束した原稿アップ日や印刷所への原稿入稿日。会社での書類提出日などでの・・・
強制終了{%!?webry%}
この時の編集部は修羅場化とす
<世界一初恋グッズ>
<次回>
第10話Love goes never without fear.