クロちゃんは
ジローが来る以前から
私の住む分譲地に住んでいました。
はじめは、
猫好きのご近所さんちの猫ちゃんかと
思っていたのですが、
「この子、野良ちゃんなの」と。
それからクロちゃんを
分譲地内の砂場で
よく見掛ける様になりました。
その時クロちゃんは
真っ黒な黒猫でしたが、
2年余りの月日が流れて
クロちゃんの
お腹から下の毛の色は
色が薄れて赤い毛の色に変わっていました。
ジローのハウスを覗いて
入ろうとしたクロちゃんに
「ダメ!そこはジローのお家なの!」
と思わず言ってしまった私を見て
クロちゃんはハウスに入る事なく
何処かに言ってしまった。
その後も度々姿を見せる様になり
少し遠慮がちに
「ボクもごはんもらっていいですか」
と言っているようなクロの姿を見て
なぜだか
私のできる事ならしてあげたい
と、思ってしまったのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/fd/17762e365fa11f0b7d9dc621ae30eab0.jpg)
クロは穏やかな
とても優しい猫でした。
鳴くこともなく
声を出すことなく、
もちろん嚙んだり引っかいたり
する事もありませんでした。
誰かが近づくと
スーッといなくなってしまう
そんな子でした。
そんなクロに
「入ってもいいよ」と言うと
私の言葉が解ったかのように
外猫ハウスで眠る様になりました。
女の子の様な
優しい小さい声で甘える
クロの赤かった毛は
段々と艶のある真っ黒な色に
戻ったのです。
クロが慣れて来た頃
外壁塗装工事が始まり
外猫ハウスも移動しました。
クロに
「クロちゃん、
しばらくこっちでがまんしてね」
と声をかけると、
ちゃんとクロは移動したハウスに
向かうのでした。
クロは私の言葉を
理解しているのではないかと
思ってしまうくらいに
不思議な猫でした。
続きます
ジローが来る以前から
私の住む分譲地に住んでいました。
はじめは、
猫好きのご近所さんちの猫ちゃんかと
思っていたのですが、
「この子、野良ちゃんなの」と。
それからクロちゃんを
分譲地内の砂場で
よく見掛ける様になりました。
その時クロちゃんは
真っ黒な黒猫でしたが、
2年余りの月日が流れて
クロちゃんの
お腹から下の毛の色は
色が薄れて赤い毛の色に変わっていました。
ジローのハウスを覗いて
入ろうとしたクロちゃんに
「ダメ!そこはジローのお家なの!」
と思わず言ってしまった私を見て
クロちゃんはハウスに入る事なく
何処かに言ってしまった。
その後も度々姿を見せる様になり
少し遠慮がちに
「ボクもごはんもらっていいですか」
と言っているようなクロの姿を見て
なぜだか
私のできる事ならしてあげたい
と、思ってしまったのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/fd/17762e365fa11f0b7d9dc621ae30eab0.jpg)
クロは穏やかな
とても優しい猫でした。
鳴くこともなく
声を出すことなく、
もちろん嚙んだり引っかいたり
する事もありませんでした。
誰かが近づくと
スーッといなくなってしまう
そんな子でした。
そんなクロに
「入ってもいいよ」と言うと
私の言葉が解ったかのように
外猫ハウスで眠る様になりました。
女の子の様な
優しい小さい声で甘える
クロの赤かった毛は
段々と艶のある真っ黒な色に
戻ったのです。
クロが慣れて来た頃
外壁塗装工事が始まり
外猫ハウスも移動しました。
クロに
「クロちゃん、
しばらくこっちでがまんしてね」
と声をかけると、
ちゃんとクロは移動したハウスに
向かうのでした。
クロは私の言葉を
理解しているのではないかと
思ってしまうくらいに
不思議な猫でした。
続きます