先行的腎移植をしたみっこ師匠のブログ

ドナーとして息子に腎臓を提供し2017年に生体腎移植をしたみっこ師匠の体験記と息子達との生活を綴っています。

人生の責任

2021年03月01日 | 日記
3月ですね。



先月2月は、
命と死を考えさせられる事が
多かった月でした。

昨日、
私の大切なブロ友さんが
退会されました。

医師から
手の施しようがないと
告げられたそうで、
最後の終活に入られたのだと思います。

病と共に生き、
自分の死と真っ直ぐに向き合う
覚悟を持った強い人でした。

病院のベットで
白い天井を見上げて、
ひとりで痛みと闘うよりも
大好きな猫ちゃん達と
一緒に自宅で過ごす毎日を
選ばれた。

私も
医療従事者としてではなく
一人の人間としての理想と
希望は同じ思いです。

病院で、
治療を受けることで
痛みと苦痛が和らいで
ほんの少し命を長らえるより
私はこのブロ友さんの様に
自宅で過ごす事を選びたいと
思いました。

自分の家の匂いを感じながら
好きな部屋で見慣れた風景と
家族に囲まれながら
自分の命の火が消える日まで
過ごしたいと。

もちろんそれは
病状やその時の状況が
許せばという事なのですが。

そして、
自分の思い通りに
なかなかならない人生でも
「私の人生まぁまぁよかったね」と
言えるような生き方を
今日からまた、
していこうと思います。

そう改めて
考える機会を下さった
ブロ友さんに感謝と尊敬と
敬意をこめて
この記事を贈ります。

ありがとうございました。