先行的腎移植をしたみっこ師匠のブログ

ドナーとして息子に腎臓を提供し2017年に生体腎移植をしたみっこ師匠の体験記と息子達との生活を綴っています。

今は我慢の時

2021年03月13日 | 日記
少し前に、
愛知に住んでいる伯父が
亡くなり家族葬も終えたと
連絡がありました。

伯父とは
私の母のお姉さんのご主人です。

妻である伯母さんも
施設入所中で
参列出来なかったそうです。

施設にいる伯母さんと
電話で話した母は、
「愛知に行きたい。
愛知に連れて行ってほしい。
最後になるかもしれないから
会いに行きたい」と言い出しました。

「コロナ渦なので
少し状況を見てね」と
答えましたが、
母が納得しないので
今日仕事帰りに実家に寄り
弟のよしと母と
三人で話をして来ました。

愛知の従兄弟に電話をかけて
伯母さんとの面会は可能かと聞くと
やはり難しいとの返事でした。

母には
ワクチン接種をして
コロナ感染が落ち着いたら
行こうと言いました。

よしが
「今無理して行ったら
『なにあの人達!県外から来たって』
なんて言われるよー」と。

私も
「『ほんと非常識!』なんて
言われるよねー。」と。

そして、
「今は自粛警察って呼ばれる人がいて
陰からいろいろ見てるんだから」と
よしが言うので、

私が
「県外ナンバーに過剰反応するから
よしのベンツなんて停めてたら
石っこ投げられちゃうかもよー」と言って
私と母が大笑いしている横で
よしの顔は少し
引きつっていましたが(笑)

「今は、
会いたい人に会えないけれど
ちゃんと会える日が来るから
その日まで
ばあちゃんは元気で頑張る事。
伯母さんもそれを楽しみに
頑張ってくれるから。」
と話しました。



ばぁちゃんは
「これでやっと今夜から
安心して眠れる」と言いました。

何か月後になるか
わからないけれど、
愛知の伯母さんに
一日でも早く会わせてあげたいです。