先行的腎移植をしたみっこ師匠のブログ

ドナーとして息子に腎臓を提供し2017年に生体腎移植をしたみっこ師匠の体験記と息子達との生活を綴っています。

外猫はっちをお家猫に(その1保護大作戦)

2023年04月02日 | 日記
それは
はっちの保護をあきらめかけていた
3月15日の事でした。

前日までは
ご飯をモリモリ食べていたのに
朝も出て来ないので
カリカリとお水を用意して
仕事に出掛けました。

夜帰宅すると
はっちのお出迎えがなくて
外のハウスをのぞくと
はっちは寝ていて
ご飯も朝のまま食べていない。

リビングの電気をつけると
ハウスから出てきて
ご飯待ちポーズをするのに
それもなし。

いつもと違う事が
いくつか重なった。
おかしい…。

外に出て
ハウスにいるはっちの口元に
ちゅーるを持っていくと
食べた!

良かった~。

それでも
私の知る限り
その日はっちが口にしたのは
ちゅーるだけでした。


翌16日
お腹が空いてるだろうに
ハウスから出て来ない。

(今日保護して病院に連れて行こう)
と思っていると
はっちが庭に出て来て横になった。

近づいてもピクリともせず、
思わず「はっち!はっち!」と呼ぶと
目をゆっくり開けた。

(早く捕まえなくては)と
気持ちばかり焦る。

キャリーケースを用意して
はっちを押さえ込み
洗濯ネットに入れようと
ユウキにも手伝ってもらったけど
はっちに逃げられてしまって
逃げるはっちの背中を
両手でつかんだ時
はっちに引っ掻かれてしまった。

左腕から流血して
それを見たユウキが
「血が出てるよ!早く消毒して!」と。

それより私は
はっちを逃してしまった事が
ただただ悲しかった。

怪我をしたのは手袋もしなかった
私が悪いだけ。
はっちが悪いんじゃない。

そう思いながら
血液を水道水で流して
腕の消毒をした。

そして
はっちを探した。

逃げるはっちは
足を引きずっていて
後ろ足を付いていなかった。

(ケガをしてるんだ‥)

それでもはっちは
足を引きずりながら
どこかに行こうとしている。

(早く保護してあげなくちゃ)

それでも
捕まえようと近づくと
逃げてしまうので
なるべく歩かせたくなかった私は
はっちが外猫ハウスに
戻って来てくれるのを
待つ事に。

夜、
ハウスを覗くと「いた!」
帰ってきてくれた!

柔らかく温かい物なら
食べてくれるかと
ロイヤルカナンをお湯でふやかして
はっちのお皿に入れた。

少ししてから
様子を見に行くと
お皿の中はキレイに無くなっていた

「食べた!良かった」

はっちは16日も
この一食だけでした。


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