スイス漆喰外壁で北欧風の家づくり ~天然素材の家づくり記録と新築後の変化~

カルクウォール塗り壁とサイディングの外観 パイン無垢床材と天然素材インテリアで薪ストーブライフ

新築4年目でも飽きない家づくり

2017-01-01 | すまい・インテリア

明けましておめでとうございます。

年末の大掃除は窓をケルヒャーで洗い流しすることから始まります。

昨年の汚れを綺麗にしていると、補修しなければならない箇所が気になりますが、今のところ大きな補修は不要のようです。

内装は、拭き掃除をやりましたが、照明やウッドブラインドのほこり取りが大変です。

床の拭き掃除も、昔学校で雑巾かけレースのように走って拭くのが早い!(笑)

息子と競争で掃除しました。

玄関のスウィングドアは昨年、スィングする金具を修理してその後は快調です。

ロフトを拭き掃除すると、下のキッチンに直接音が響くので静かにやらねばなりません。

冬のロフトは洗濯物乾燥に最適です。薪ストーブの熱で心地よく乾きます。

ちなみに寝室のロフトは、下が車庫なので問題ありません。

さらに、車庫との室内壁は、セルロースファイバーのデコスドライで防音効果もあります。

車庫の南側が寝室です。でこのロフト床面の下は車庫の天井です。

寝室からでた廊下の窓の中庭のリフォームしましたが、庭石に苔がつくのでケルヒャーで取りました。

このように、綺麗になった4年目の家をボチボチ非定期的なマイペースで、今年も更新していきます。

4年なっても、家のネタがまだ尽きないようないい家です。

今年もよろしくお願いします。

 

 


薪ストーブのサイズ

2016-12-18 | すまい・インテリア

薪ストーブは、コーナーに置くより部屋の真ん中に置いたほうが、部屋が暖まりやすいと言われています。

そうは言われても、なかなか真ん中にストーブを置くのは、現実的には難しいと思います。

ストーブを使わない夏に真ん中に無駄なものが鎮座するのは、スペースに余裕がないと置けませんね。

うちは、LDKが約28帖くらいありますが、その一番端の角にあります。

上の写真ですと、左側の奥です。

さすがに、撮影場所まで暖まるのは時間がかかります。

しかし、それはこのカウンターの上がロフトになっており、暖気が上に溜まってしまうかららしいです。

ゆえに、ロフトの床面に通気口を開けとけばよかったのですが、後で薪ストーブの特性を知ったので、後の祭りです。(笑)

そこで、薪ストーブを大きくすれば良いのでは?と思い、煙突掃除の相談のついでに、薪ストーブの適度なサイズに聞きました。

すると意外な説明が・・・

うちの薪ストーブはヨツールF400です。

これ以上、大きいのでもよいですが、

1、九州の温度ならこのくらいで十分。

2、これ以上大きいと薪の燃焼スピードが速く大きな薪が必要。

3、燃焼エネルギーが大きいと薪の量も沢山必要。

4、暖かさは、ストーブの大きさはあまり関係ない。大きなほうが暖まるスピードは多少早い。

5、もちろん大きくなればストーブの価格も高くなる。

6、F500は横から薪を入れられるが、実際一番良い薪は40㎝~50㎝。これを入れるのは正面の扉からが安全。

ということで、既存のF400で十分ということが分かりました。

とすれば、このカウンターの上に通気口をロフトの床に貫通させることが有効なのでしょうが、まだ床に穴をあける勇気がありません。(笑)

じつは、ボーウインドウのあるこの場所も暖まりにくいのです。天井が低いからでしょうか?

贅沢な悩みだと思われるでしょうが、キッチンに立つ嫁さんは、ストーブの暖かさの恩恵が少ないらしく深刻なのです。

意外とキッチンの向こう側のこのカウンターのほうが暖かいです。

キッチンは、この赤のラインが入った照明が暖かいイメージを作ってくれます。

スイス漆喰のおかげなのか、断熱は良いので暖まったあとは、長い間暖かいです。

トイレに行くには、左側の大きな木の引き戸を開けて、廊下に出ますが、その温度差は大きいので

ヒートショックには気を付けないといけませんね。

この画像は、うちのLDKの全景です。

パイン無垢床材、タイルカウンター、漆喰塗り壁、薪ストーブ、ボーウインドウ、ロフトなど全てが盛り込まれています。

ちなみに椅子はパイン無垢材で、カウンターとダイニングの天板は6㎝厚のレッドパインです。高さを揃えていて

カウンターの横にくっつけるとカウンターと合わせて7人で座れます。

年末の大掃除では、床を拭き掃除して、リボスオイルの塗り直しとカルクウォールコーナー欠け部を直したいと思います。

 

 


クリスマス装飾をしました!パイン材フローリングやウッドデッキの木材経年変化

2016-12-11 | すまい・インテリア

玄関のクリスマスのリースとともに、クリスマス装飾にしました。

廊下にもツリーを置き、ニッチの小物も替えました。

ガラスブロックの窓枠も塗り壁なので、雰囲気でますね。

一方、今回は和室の床の間にも冬の盛物を飾ってみました。

冬至の盛り物をクリスマスの雰囲気も交えて、日本の室礼にちょっとプラス!

これは、日本伝統文化講座でもらってきた教材です。

ウッドデッキの木材は経年変化が想像以上に早いです。すでに3年目ではありますので、塗り直しが必要でしょうか・・・

ロフトのフローリングや廊下のフローリングもリボスオイルの色が濃くなっています。

 

リビングは、逆に色が退色してきた気がします。

素焼きS字瓦は、まだ大丈夫のようです。

瓦は、葺き替えを10年後程度に考えなければならないらしいのですが、サイディングのこの微妙な風合いを残して、塗装はできるのでしょうか?よく見かけるのが、一律にべったり塗っている再塗装工事ですが、それはやめたいところです。

 

 


薪ストーブ点火!

2016-11-03 | すまい・インテリア

寒くなってきました。

ついに薪ストーブを清掃して点けてみることにしました。

 

このストーブは、ヨツール F400 です。

http://www.jotul.co.jp/products/f400.html

ついでに、部屋も衣替えしました。

ラグをムートンに替えました。

敷いていた籐あじろラグは2階ロフトのセカンドリビングへ移動。

ロフトの階段を降りたところに薪ストーブがあり、2階のロフトからも薪ストーブを見ることができます。

冬はかなりあたたかく、ロフトとなりの子供部屋までかなり暖かくなります。

ただし、ロフト下の1階のキッチンがあまり暖かくならないのが欠点(';')

 

 


キッチンからの眺め

2016-09-19 | すまい・インテリア

キッチンの前は、カウンターを大工さんに造作してもらっています。

カウンターの後ろは、2m高の樹脂製ハイサッシの掃き出し窓です。

ウッドデッキに出られるようになっています。

ウッドデッキは物干し場所になっています。

カウンター奥が洗面所および脱衣所になっていて洗濯機があるので、そちらかも出られます。

庭のモミジ以外は借景ですが、緑豊かな景色を楽しみながら、料理することができます。

もちろん、秋には紅葉の景色となり四季を感じるとことができる良い眺めのキッチンです。


ひまわり畑の家

2016-07-17 | すまい・インテリア

梅雨は明けていませんが、久々の青空です。

昨年まで電照菊のとなりの畑が、今年はひまわり畑に変身!

家が綺麗に見えます。完全な借景ですが(笑)

背の低いひまわりなので、見学にもぴったり。

なぜか、家から見ると花は後ろ向きです。ひまわりは東しか向かないのでしょうか?南向きと思ってました(笑)

まぁ、家を撮るには最高のひまわりです!

もみじの葉も青空だと綺麗ですね。

 2階の部屋からみると、背中むき

2階は南向きの窓がなく、東西にあるのですがこの時は東側で良かったです。

ちなみに、南側はロフト。

子供の遊び場でもあり、ソファもあるのでセカンドリビングとしても活躍します。

天窓おかげでかなり明るい!

ドアにはステンドグラスで小窓もあり、照明の状態が分かるようにしています。

ちなみに、ロフトからもテレビを見れます。

暑い夏が目の前ですが、庇を長く日陰を作るようにしているので、比較的涼しいです。

 


樹脂サッシかアルミサッシかの悩み

2016-05-22 | すまい・インテリア

家を建てるときに意外と早く決めなくてはならないのが、窓です。

窓は、コストや断熱性に関わる部分なので、かなりシビアに決めなければなりません。

予算との絡みで悩んだのが、樹脂サッシでした。ただでさえ、窓の多い家、予算に直結します(笑)

最近のハウスメーカーは樹脂サッシが標準の所も増えて、結露防止の効果を訴求していますが、

建てた工務店さんいわく、九州の気候だったらほとんど関係ないということでした。

しかし、マンションに住んでいた際には、やはり結露がありました。

一戸建てくらいの広さだとあんまり関係ないのか、確かにこの家で結露とは無縁です。

やはり、住んでいる場所の気候や土地柄にも依りそうです。海の近くなどは、湿気が多いので気にした方が良いかもしれません。

しかし、私の住む場所はそんな心配がないので、「デザインで決めたら良いですよ」と工務店さんはおっしゃる。

そうはいっても予算があるし、どこまで樹脂サッシに変えられるのかを教えて頂きました。

窓は全てパイン無垢材のケーシングをしていますのでデザイン上の統一感は欲しいので、全窓を樹脂にしたいのですが・・・。

リビング、和室など木目が似合う場所は、樹脂サッシにしました。

たとえば、リビングのボーウィンドウは、樹脂にしました。一番のアクセントで、目が行くからです。

となると、LDKは全て樹脂サッシとなります。

また、窓装飾の面からも樹脂サッシの方が良さそうです。ウッドブラインドの掃き出し窓は、樹脂が似合います。

外からみると、色のアルミサッシですが、部屋側からは木目調の樹脂となります。

また、すだれのある和室も樹脂サッシにしました。

でも、窓を開けると網戸は色サッシなので、あくまで閉めた時のデザインとなります。

それ以外は、通常の複層ガラスのアルミサッシです。たとえば、夜しか居ない寝室。

アルミサッシではありますが、ケーシングが天然木枠なので、心配したほど違和感なくこれはこれで、ヨシとしました。

ちなみに結露は全くありません。冬に触るとちょっと冷たいかなと思うくらいで、九州の冬の寒さは知れています。

格子窓窓の場合は、格子枠も樹脂になります。

ちょっと分かりにくいですが、樹脂の格子窓 ↓

アルミサッシの格子枠 ↓

ここは玄関ですが、窓は一つしかなく、シェードカーテンで覆っているので、アルミサッシでも良いと判断しました。

樹脂サッシの色にも依りますが、東洋サッシ(現リクシル)の色は、薄めの色なので、昼間で複数の窓がある面以外は、樹脂サッシかどうかはあまり気になりません。

意外と盲点なのが、「特殊金属膜(高断熱Low-E膜)」ガラスサッシです。ガラスが無色ではなく、ちょっと青っぽい色になります。(現在は分かりませんが、3年前は青色しかありませんでした)

工務店さん、いわく「景色を楽しみたい窓には、お勧めしない」と言うのです。このガラス、省エネ住宅には必須ですが、「省エネ住宅が良い住宅かというと、そうとは限らないですよ」と工務店さん。

見学で見せたもらった際に、確かにちょっと青く、暗めに見えます。遮熱性能を優先しなくて良い場所がらや、家の向きなら、省エネ住宅にこだわらなくても良さそうです。

 

 

 


LDKに20個の窓

2016-03-27 | すまい・インテリア

昨日の来客や、先月家を見学に来られたお客様から、言われるのが

「窓がたくさんありますねぇ」という事。

確かに、大小こんなに窓が多い家は、住宅展示場や家の見学にいっても少ないような気がします。

これは工務店さんの嗜好によるものだと思います。

我が家のリビングダイニングキッチン空間には、20個の窓があります。

特に目立つのがボーウィンドウの5つの窓とリビングの吹き抜けにある小窓6個!

中央3つは上下窓ですが、両側2つはハメごろしの長窓です。

これで11個(笑)

リビングの両側の掃き出し窓で13個。ウッドブラインドとカーテンの場所です。この窓はハイサッシで高さ2mで大きい分開閉が重いです。

樹脂サッシは、リビングと和室のみですが、無垢のケーシングに合わせるためのデザインで選びました。

それとトップライト(天窓はロフト部分まで屋根に4つあります。これで17個

キッチンカウンター側の吐き出し窓で18個

キッチン置く側の腰高窓で19個 ↓

最後の窓は、ロフト部にある、子供部屋入り口横のヤッホー窓です。↓

室内の両開き木窓です。LDKに入れるのはちょっと反則かもしれませんが(笑)、一応同じ空間ということで20個!

窓以外にドアも多く、1階に5個(食品庫・浴室・脱衣室含む)。2階にドア2個(子供部屋・小屋裏収納)と穴だらけです(笑)

もちろん、木造軸組工法+パネル工法ですので、耐震性や構造的な堅牢性は確保された工法だからできるらしいです。

これらの窓のおかげで夜になるまで、照明をつけることはありません。

じつは、廊下を含め他の部屋も窓は多く、サッシ屋さん泣かせな家なのです。

LDK以外の部屋も含めると約40坪の家全体で40個もの窓があります。(ドア除く)

窓が多いと断熱面でもロスが大きくなりますし、価格も上昇します。

でも、工務店さんの窓は多い方が明るくて、良い家になります!という考え方に賛同できたので、満足しております。

外から見てもデザイン的に変化があって面白いと思っております。

ボーウィンドウ ↑

リビング上部の小窓は、外観上アクセントになりますね。

全て二重サッシですので、意外と静かです、西側にはあまり大きな窓は設けていません。

ほぼすべての窓にセキュリティを装備しているので、防犯上も安心で、施錠状態も確認できるようになっています。

是非、迷われたら窓は増やした方が後悔しませんよ。

 

 


織物クロスと塗り壁

2016-03-20 | すまい・インテリア

外装は、スイス漆喰塗り壁の「カルクウォール」と、サイディングはニチハの木目調のキャスティングウッドです。

内装は、玄関、廊下、リビングダイニング、脱衣室を外装と同じカルクウォール。

それ以外の、和室、寝室、子供部屋、トイレはクロスにしています。

和室は和紙調のサンゲツSGシリーズからモノトーンで仕上げています。

寝室はウォークインクローゼットとベッドルームの仕切り壁を設けて、テレビを掛けています。

その壁紙をちょっと変わった織物クロスにしています。

現在は廃番のようですが、織物壁紙SG62品番だったと思います。

これが、意外と触った感じが軟らかく、織物ならではの高級感でシックなデザインで気に入っています。

ロフトの壁は、無垢材の壁、その他の壁は珪藻土クロスで、この織物クロスは濃色にしたので引き締まったアクセントです。

ロフト部

ロフトから見た寝室

 

寝室の前は中庭があり、南側の掃き出し窓とトップライトで明るい寝室です。

実は寝室こそカルクウォールにしたかったのですが、予算が足りずクロスにしました。

その分、珪藻土クロス、無垢木壁、織物クロスと見た目の変化をつけたデザインにしたことで気に入っています。

 

 


春らしく玄関を開け放ってみた(^.^)

2016-03-19 | すまい・インテリア

暖かくなってブログ再開!

春らしくなってきました。福岡では今日、さくらの開花宣言がされました。

家の前も菜の花が咲いてます。

暖かい空気を入れるため玄関の前の引き戸をいつもは閉めていますが、解放してみました。

↓これが玄関。。

ドアを開けると、目の前には、無垢材の引き戸がドンと見えます。

でも、この引き戸を開けると↓ こうなります。

右斜め方向に廊下が続きます。

左側が、ガラスブロック窓のあるげた箱

玄関入って、後ろを向くと入ってきた扉はこうなります。

右のは郵便(新聞)受けで、外に出なくても受け取れるようにしています。

左のスウィングドアは、家族用入り口との仕切り扉の役目です。

家族用玄関からみた、お客様玄関。右のレースカーテンは目隠し。

さて、玄関の引き戸を開けると、客間としての和室ですが、開け放つと開放的な玄関ホールのようになります。

ちなみに和室から、玄関を見ると、閉めた状態では↓

引き戸を開けると・・・・

ちなみに、手前の引き戸を閉めて玄関から見ると廊下への視線は遮られます。

 今日は、開け放った状態で空気を入れ替えました。

中庭の芝生が緑になってくると、より春らしくなりますね。