完成後、壁に何かをつける場合、意外と下地の有無で悩む時があります。
新築直後は、工務店の方が教えてくれたりするので心配はいりませんが、数年たって壁に穴をあけて何かを取り付けたりする場合・・・
こんなときに、家の構造が出来た時に、全ての部屋の写真を撮っておくことをお勧めします。
もしくは、撮ってくれる○○○は信頼できます!○のなかは下の方に記載アリマス
たとえば、壁掛けテレビにして壁掛けアタッチメントをDIYで付ける場合。。。
下地がどこにあるか、間柱の間隔はどの家も同等ですが、どの辺にあるかは、下地チェッカーがないと分かりません。
下地チェッカー自体は安価なので、ホームセンターで入手できますが、いざという時、足の長いピンと写真でクリアできます。
家の構造は、家を建てる際にも重要な仕様なので、知っておくに越したことはありません。
うちは、通気工法で、
内側から、カルクウォール→石膏ボード→防湿シート→デコスドライ(断熱材)→ハイベストウッド(耐力壁)→タイベックスシルバー(透湿防水反射シート)→通気層(胴縁)→サイディング(キャスティングウッドorカルクウォール下地)→カルクウォール
となっています。
上棟後、屋根を作る際に、耐力壁を貼る際に、内装側から写真を撮るのです。
これでおおよその柱の位置(下地)が検討がつきます。
デコスドライ工法なら、断熱材を充填したあとでも良いのですが、他の工法は柱が見えなくなるかもしれません。
ましてや、内装下地材(石膏ボード)を貼った後では、全く分かりません。石膏ボードは多用されるのですが、下地としての役目はほぼありません。
内の場合、内装仕上げ壁は塗り壁のカルクウォールにしたので、石膏同様に固くピンが刺さりにくく失敗したら、穴部分の壁材が多少剥がれのは避けたいです。
真っ白なカルクウォールにできるだけ汚れや余計な穴は付けたくないので、採寸して壁掛けアタッチメントの位置を決めて付けました。
あらかじめ計算しておいたテレビボードの高さが変更になり、ちょっと不便な感じになりましたが綺麗に付いたのでヨシとします。(笑)
エアコンや掲示ボード、壁つけの照明など、引き渡し後に施工する場合は、以外とあるものです。
さらに、意外と窓廻のカーテンレールやロールスクリーンを壁つけにする際も重要です。
幸いなことに、施工時の写真は工務店さんからも頂けましたので、助かっています。
建築中の写真を撮ってくれている工務店って信頼度アップしますよね?
今回のブログの写真全て工務店さんから引き渡し時にCDROMで頂いた画像です。
八女の大隈建築さん。良心的でリースナブル!良い工務店です。
http://www.okumakenchiku.com/
建てた後も何かあるとすぐに駆け付けてくれます。
ありがとうございます。m(__)m