医療法人 スマイルアート 神谷歯科

こんにちは!歯を削るのが嫌いな歯医者さんです。一生使う歯を一緒に守っていきましょう。

皮膚と栄養 最終回

2016-03-19 11:44:19 | 日記
おはようございます
暖かくなってきて、歩くのが気持ちいい季節です。と、
スタッフが言っていました。
心地よい風が吹く春はやはりいいものですね。今日もいい天気です

皮膚の美容のもう1つ「しみ」のお話。
しみの原因は2つあります。
紫外線を浴びるとメラニン色素を含む表皮細胞が変色して、これ以上紫外線の影響を受けないように
保護膜を作ろうとします。これが日焼けです。
そして、変色した表皮細胞が層になるとしみになります。
また、白人はメラニン色素が少ないために、強い日焼けは皮膚がんの原因にもなってしまいます。
日本人でも強い日焼けには注意が必要です。夏の海水浴等の急激な強い日焼けは皮膚の大敵です。

もう一つはリポフスチンによるしみです。
皮膚の脂が紫外線によって過酸化脂質に変化し、これがある種のタンパク質と結合してできるのが
リポフスチンで、しみの原因となり老人斑と言われます。

たくさんのことをお伝えしてきましたが、皮膚・肌のトラブルの3大要因は「紫外線」「活性酸素」「乾燥」です。
紫外線を受けることによっても作られる活性酸素は、飲酒・喫煙や食事・ストレス・睡眠不足等も原因になります。
紫外線防止と皮膚の乾燥を防ぐスキンケア製品を取り入れることや、生活習慣を改めることで肌の美しさを保ちたいですね。
そして、健康な皮膚を作るためには、内側からのサポートも必要です。
【タンパク質・鉄・ビタミンC・亜鉛・コンドロイチン硫酸・ビタミンE】に気を付けて、バランス良く栄養を取り入れましょう。

さて、長々とやってきた「皮膚と栄養」シリーズも今回で最終回です。
お付き合いいただきありがとうございました。
今度はどのようなシリーズにしようか、また考えます