医療法人 スマイルアート 神谷歯科

こんにちは!歯を削るのが嫌いな歯医者さんです。一生使う歯を一緒に守っていきましょう。

3歳には予見できる

2016-05-09 10:40:01 | 日記
おはようございます
日中の気温が25度を超え、各地で半袖で過ごす方を多く見かけるようになりました。
寒い冬を越えると、この暖かさが心地いいんですよね・・・。
かと言って夏になると次は涼しさを求めたくなります。
四季がある日本ならではの、贅沢な悩みですね。

さて、タイトルの内容は一体何が予見できるのかと言うと
「お子さんの歯並び」です。もちろん100%正確なものではありません。
そんなことが出来たら歯医者さんのお仕事が無くなっちゃいますから
ですが、なんとなく異変に気づくことが出来たら歯医者さんに早い時期から相談できます。
ぜひぜひ覚えてくださいね!

まずポイントは乳歯が生えそろう3~4歳頃に乳歯の歯と歯の間にしっかり【すき間】がある事。
乳歯よりも永久歯の方が基本的に大きさが大きいので、永久歯が生えるためには
このすき間が必要です。
乳歯が永久歯の歯並びのように、しっかりくっつき綺麗に並んで見えるのは少し心配
又、乳歯のうちから凸凹の歯並びだと、永久歯の歯並びはかなり期待薄といったところでしょう・・・。
次に噛み合わせです。大人のように上の前歯が外側に出てしっかり噛みこんでいるよりは
前歯と前歯が先端で噛み合うように重なりが無い方が理想的。
5歳くらいになった時に、乳歯の糸切り歯がすり減っていないようだと要注意です。
歯のすり減りは気づきにくいこともあり、小さいうちからかかりつけの歯医者さんを
持っておくといいですね。
受け口(反対咬合)は乳歯のうちから早期対応が望ましいとされています。
特に奥歯が逆噛みになっているのはわかりにくいので、これも歯医者さんに診てもらうのがいいでしょう。
そのままにしてしまうと、いつの間にか顔が曲がってしまう事もあるとか

お母さん・お父さん。お子さんの歯はどうですか?