医療法人 スマイルアート 神谷歯科

こんにちは!歯を削るのが嫌いな歯医者さんです。一生使う歯を一緒に守っていきましょう。

骨と栄養

2016-06-23 10:38:26 | 日記
おはようございます
本日の午前中は院内研修会のため、休診とさせて頂きました。
より良い医院づくりのためにばっちり勉強した!と、個人的には思っております。
ちなみに神谷歯科は【あなたとあなたの家族の健康パートナー】を目指しています。
ご存知でしたかお口の中だけではなく、そこからわかる
全身の健康もお手伝いできるようになりたい、と一歩一歩前進しています!

さて、今回からはどんなお話をしていこうか、非常に迷いましたが
「骨と栄養」についてお話したいと思います。
私達の身体は約200の骨が互いに結合して形成されています。
身体を支えてくれたり、脳や内臓等の重要な器官を守ってくれています。
そのため、骨折をしたり骨粗しょう症等の骨の病気にかかると大変だから
カルシウムをたくさん摂ろう!や、骨の病気は治りにくいから・・・
と耳にしてきました。
ここからは「骨と栄養」の中でも骨粗しょう症を中心にお話をしていきますが
本当に骨は再生しないのでしょうか?

そもそも骨粗しょう症とは、骨量の減少とコツ組織の微細構造の以上により
骨がもろく弱くなり骨折しやすくなるものです。
正常な骨では、骨吸収と骨形成のバランスが保たれているため
骨量は維持されますが、骨粗しょう症により
骨吸収が骨形成を上回るため骨量が減少します。
子供の頃から骨を丈夫にするためにはカルシウムを摂りなさいと言われ
牛乳を飲んだり小魚を食べたりしたような記憶があります。
確かにカルシウムも重要ですが、骨はそれだけではなくかなりの部分が
タンパク質で作られているので、併せて摂取することが大切です。
身体の基礎となるタンパク質はもちろん骨だけではなく全身で使われるので
タンパク質不足は骨の形成に影響します。

タンパク質をはじめとする各種の栄養がどれだけ大切か
次回は骨の成分と構造を見ていきましょう!