ずっと気になっていた本でしたが、最近やっと読めました。
発達障害(この本ではアスペルガー)・・・(著者は発達凹凸と表現。いい表現ですね。)の家族とどう関わって行けばよいのかを模索して来たお父さんと、自分が”ちょっと変わっている”けれど、制御方法がわからない家族のメンバーとの日常と取り組みを紹介している本です。
中身が難しくて・・・ではなくて、時間と余裕がなくて。中身はほんとに面白いです!沖縄タイムス(新聞)で掲載されいている四コママンガを軸に、その背景のストーリーや解説なんかが描かれているので、とぉっても読みやすいです。1-2時間で読み終わりました。
その割には、発達凹凸についてかなり深い知識と理解を得る事ができる本。
読み終わって関心しました。そして共感できるところも多々・・・。
感じたのは、アスペルガーを初め、発達障害と呼ばれるものの、グレーゾーンのどこかに当てはまるひとはかなりたくさんいるんじゃないかな、ということ。そして、きっと必死になって「普通」になろうと努力しているんだろうな~と。
実は、この家族と数年前からちょっとしたお友達で、このお父さんのブログ(地球人なりきりスーツ:http://ameblo.jp/mikunipapa/)をずっと読んでいました。
そのなかで、家族の取り組みを漫画にし始めるプロセスをずっと見ていたので、本が出たらすぐに読みたい!とおもっていたのですが、バタバタ毎日が過ぎて行き、手がだせずにいる間に、全国区の週刊誌で特集がくまれたり、講演会があちこちで開催されるようになったり・・・。うれしい限りです。
あとがきを読んで、この本が出来上がるまでの著者の思いに触れました。
そして、納得。
「父の愛」
これがなかったら、きっとここまでやって来れなかったでしょう。
少しでも発達障害について気になった方、ぜひ読んでみて下さい!!
Amazonでも買えるみたいですね。
こちらから。