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office excel重複のない一意(一通り)のデータを取得する

2021-08-04 09:00:46 | offce

office excel重複のない一意(一通り)のデータを取得する

1列に入力されているデータに重複があるときに、重複のない一意(一通り)のデータを取得したい、セルに取り出したいというお問い合わせです。

関数を使ったり、ピボットテーブルを使ったりと方法はいくつかありますが、これが楽かなと思われる方法を2つご紹介します。

次のようなデータがあるとします。

"office excel2021701-868-1" 

[F2]列に入力されているデータの一通りを求めます。

<重複の削除>

Excel2007以降のバージョンで使用できます。重複データを削除することにより、一通りデータを取得します。

現在のデータと別の場所に取り出したい場合は、データをコピーして行います。

データ内にアクティブ セルを置いておきます。

[データ]タブ-[データ ツール]グループ-[重複の削除]ボタンをクリックします。

"office excel2021701-868-2" 

表示された[重複の削除]ダイアログ ボックスで、重複のないデータを取り出す列のチェック ボックスをオンにします。今回は[F2]列のみです。

"office excel2021701-868-3" 

メッセージを確認し[OK]をクリックします。

"office excel2021701-868-4" 

方法1で複数の列での重複のないデータを取得する場合は、手順4の[重複の削除]ダイアログ ボックスで複数の列のチェック ボックスをオンにすれば簡単にできます。

<フィルター オプションの設定>

昔からある方法です。抽出により、一通りデータを取得します。

[データ]タブ-[並べ替えとフィルター]グループ-[詳細設定]をクリックします。

"office excel2021701-868-5" 

表示された[フィルター オプションの設定]ダイアログ ボックスの設定をします。

[リスト範囲]ボックスに、一とおりデータを取得する列範囲を指定します。今回はB列ごと指定しました。

設定を続け、[重複するレコードは無視する]チェック ボックスをオンにします。

設定を続け、一通りデータの出力場所を現在のデータの場所にする場合は[抽出先]を[選択範囲内]オプションにします。

リストとは別の場所に表示したい場合は[抽出先]を[指定した範囲]オプションにし、[抽出範囲]ボックスに先頭セル位置を指定します。

今回は別の場所、セルF2に一通りデータを取り出すことにします。

"office excel2021701-868-6" 

以上設定後、[OK]をクリックします。

今回結果は、セルF2から表示されています。

"office excel2021701-868-7" 

方法2で複数の列での重複のないデータを取得する場合は、該当の複数列を隣に並べておけば、上記手順2の[フィルタ- オプションの設定]ダイアログ ボックスの[リスト範囲]ボックスで複数列を指定すれば簡単にできます。

Excel2003では、

方法2のみとなります。[データ]メニュー-[フィルタ]-[フィルタ オプションの設定]をクリックし、[フィルタ オプションの設定]ダイアログ ボックスを表示します。


office excelマイナス値のデータをプラスにしたい

2021-08-04 09:00:42 | offce

office excelマイナス値のデータをプラスにしたい

すでに入力されているマイナス値をプラス値に変換する、マイナス値のデータの「-」を取る、といったお問い合わせです。

次の3つの方法でご案内します。

置換

形式を選択して貼り付け

関数

では順番にまいります。

office excel <置換>

文字列「-」を空白に置換する、まさしく「-」を取り除く方法です。

ただし、この方法での注意点があります。

文字列「-」は、全角や半角で入力しているハイフォン、また数式中にある引き算の記号も置換対象としてしまいますので、気を付けてください。

余分なセルを置換対象としないように、「-」を取り除くセルの範囲を選択しておきます。

ショートカット キー「Ctrl」+「H」、または[ホーム]タブ-[編集]グループの[検索と選択]-[置換]をクリックします。

[検索と置換]ダイアログ ボックスの[置換]タブで、次のように指定します。

[検索する文字列]ボックスに「-」、[置換後の文字列]ボックスは空白です。

"office excel2021701-869-1" 

上図の設定で置換を実施すると、マイナスが取れてプラス値となります。

<形式を選択して貼り付け>

マイナス値となっている値に「-1」を乗算する方法です。

どこか空いているセルに「-1」と入力し、そのセルをコピーします。

マイナス値となっているセルを選択します。(プラス値のセルは選択しないで)

右クリック-[形式を選択して貼り付け]をクリックします。

または、[ホーム]タブ-[クリップボード]グループ-[貼り付け]▼-[形式を選択して貼り付け]をクリックします。

表示された[形式を選択して貼り付け]ダイアログ ボックスの[乗算]オプションを選択して、[OK]をクリックします。

"office excel2021701-869-2" 

office excel <関数>

正の数や負の数のデータが1列に大量にあるような場合は、関数を使用する方が楽で確実です。この場合も「-1」を乗算して正の数にしています。

空いた列を利用して、次の式を設定します。

  =IF(A1<0,A1*-1,A1)

式を確定後、最後の行まで数式をコピーします。

"office excel2021701-869-3" 

office excel IF関数を利用した式は、「セルA1が0より小さければ(マイナス値であれば)、セルA1に-1を乗算、そうでなければ(プラス値であれば)そのままセルA1の内容を表示する」という意味になります。