レスポールを持つマークと少しだけ見えるミッキーのひじ。
(photo by SUKITA)
写真集の表紙は白。レスポールを持ったマーク(切り抜き写真)とタイトルのみ、というシンプルな構成です。しかし、マークの姿は紙面より1~2ミリ盛り上がってキラキラ光ります。これはUV隆起印刷という加工で、エナメルのような光沢と重厚感が出るもの。そこにラメを混ぜています。
表紙をめくると、見返し部分2ページに同じ写真が今度は背景も含めて登場。左端にミッキー・フィンのひじが写りこんでいる、ノー・トリミング版。(上の写真です)
次の見開きには、限定1972册の写真集なので「○○/1972」というエディションナンバーの数字が入ります。(○○部分が数字です)
続いて、トニー・ヴィスコンティから寄せられた序文、鋤田さんの言葉、松山猛さんの前文などと共に、鋤田さんがマークからプレゼントされたアルバム『THE SLIDER』のテストプレス(白いレーベルのレコードでマークとミッキーのサインが入った白い紙袋に入っている)や詩集、写真など、思い出の品が公開されています。
日本で開催された『T.REX展』の入場者に配られた大きな缶バッジや、マークの写真を等身大に引き延ばした案内板がずらりと並ぶ様子、マークの顔写真に読者が好きなようにメイクを描き込んだ、アンアン主催『マーク・ボランにお化粧してあげるコンテスト』の応募作品の山……など、1972年の日本のT.REXブームを振り返るアイテムも登場します。
ここまでの20数ページは、食前酒のようなもの。このあとから、第1章になる『ロンドン編』が始まります。
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http://www.colourfield.co.jp/trex1972_japanese.jpg