T.REX FANCLUB

SOLID COMPANYが運営するT.REXファンクラブのサイトです。

◆バウスシアターの日替わりBGM ~8/6、8/7。

2005-08-08 | NEWS
 引き続き日替わりBGMのセットリストです。
●8/6……SHADOWHEAD / Marc Bolan & T.REX
 「BUMP 'N' GRIND」に続く、T.REXスタジオ・アウトテイク集の第2弾。1973年以降のT.REX後期の作品が多く収録されています。
●8/7……WE LOVE BOLAN ! / VARIOUS ARTISTS
  T.REXのカヴァーではありませんが、マーク・ボランのDNAをどこかに感じさせるバンド/アーティストの楽曲を集めてみました。(今回のBGM用に作ったコンピレーションです。)

 1. ALL THE MONEY'S GONE (BABYLON ZOO) from KING KONG GROOVER
 2. A LETTER TO DOMINIQUE (LOUIS XIV) from THE BEST LITTLE SECRETS ARE KEPT
 3. LOVE CALL SPANGLE (YOUNG PARISIAN) from 8 BEAT DUDES !
 4. 頭異常なし (ゆらゆら帝国)from ゆらゆら帝国 III
 5. 恋の昔気質(近田春夫&ハルヲフォン)from ハルヲフォン・レコード
 6. NO WONDER (MARCHOSIAS VAMP) from Miraval
 7. 極楽鳥(PANTA &HAL) from マラッカ
 8. FLOWER (DAVID GARZA) from THIS EUPHORIA

1は90年代のUKネオ・グラムといわれたバビロン・ズーの曲。2は今年デビューしたばかりのアメリカのバンド、ルイ・ザ・フォーティーンス(ルイ14世)。3はグラムとパンクを身にまといラメをまき散らして疾走するヤング・パリジャン@東京。4は、ゆらゆら帝国のグラムロック。歌詞のブッ飛び具合もマークのシュールさに通じるかも。5は、あのROLLY氏もお気に入りの近田春夫による「HOT LOVE」へのオマージュ。6は日本一のT.REXフリーク・秋間経夫がマルコシアスバンプ時代に作った「DANDY IN THE UNDERWORLD」のアンサーソング。7は頭脳警察のPANTAがマーク・ボランに捧げた曲。8は南米がルーツのシンガーソングライター、ダヴィード・ガーザの曲。

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◆バウスシアターのBGMは日替わりでいろんなT.REXをお届け!

2005-08-04 | NEWS
 『BORN TO BOOGIE』レイトショーの全14回、お客様の入場・退出時に会場内に流れるBGMは、SOLID COMPANYが提供しています。普通なら毎日サントラ盤を流すところかもしれませんが、せっかくなので街で耳にすることがなさそうなT.REX音源を、日替わりで流すことになりました。今まではこんな感じです。(なお、その日のセットリストは会場内ロビーに貼り出しています。)
●7/30……THE SLIDER Recordings 『ザ・スライダー』のアウトテイク集。
●7/31……Universal Love 2002年制作。日英仏独4カ国のアーティストによるトリビュート集。
●8/1……TYRANNOSAURUS REX Live at The Lyceum, London 11.4.1969 ティラノザウルス・レックスのライブ音源。
●8/2……The TANX Recordings アルバム『タンクス』のアウトテイク集。
●8/3……Boogie With The Wizard  1997年制作の日本人アーティストによるトリビュート集。
●8/4……BUMP 'N' GRIND T.REXスタジオ・アウトテイク集。

●明日8/5は、イギリスの有名シンガーたちによるT.REXカヴァー・アルバム『Legacy』。
Ray Dorset (MUNGO JERRY) のHOT LOVE、Davie Paton (PILOT) のRIDE A WHITE SWAN、Doogie White (RAINBOW) のJEEPSTERなどが入っています。

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◆『BORN TO BOOGIE』レイトショーで買えるT.REXグッズ。

2005-08-04 | NEWS
 バウスシアターでは『BORN TO BOOGIE』レイトショー期間中、T.REX関連の書籍、Tシャツ、ポスターなどを販売しています。
★Tシャツ/BORN TO BOOGIE-Tシャツの白と黒(サイズはKID-M、S、M)。さらに新しく七分袖ベースボールTシャツも登場。鋤田さん撮影のレスポールを持つマークが茶色とブルーの迷彩風にプリントされたもの(サイズはS、M、Lの3種類)。サンプルが出ているので手にとって見られます。
★書籍/ボラン・ブギー、T・レックス・ファイル、グラム・ロック、ロックジェット(T.REX特集号)、T.REX写真集(鋤田正義)、MARC BOLAN 1947-1977 A CHRONOLOGY(輸入書)
★ポスター/BORN TO BOOGIE(A1サイズ)、マーク&ミッキー(A1サイズ)

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◆『BORN TO BOOGIE』レイトショー・レポート(1)

2005-08-04 | NEWS
 遅くなりましたが、現在バウスシアターで公開中の映画『BORN TO BOOGIE』の初日の様子をお伝えします。まずは、トークショーに先だって上映された、写真家・鋤田正義さん制作のビデオ作品について。
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 この日は鋤田正義さんと河添剛さん(評論家)のトークショーがあった。1972年、T.REXのアメリカ・ツアーに同行して『BORN TO BOOGIE』の完成試写会をニューヨークで体験し、今年4月にはロンドンでDVD完成のプレミア試写にも出席した鋤田さん。T.REXを巡る1972年と2005年という二つの時空へ、私たちをアクセスさせてくれるナビゲーターだ。ただし、このナビゲーターは過剰なガイドをせず、ビデオ作品『TEENAGE DREAM』(2005年版)を黙示録のように見せてくれたのだった。その内容をすべて語るのは難しいが断片的な記憶を辿ってみる。
 T.REXのバラード「TEENAGE DREAM」が流れる中、冒頭に現れるのは1999年に鋤田さんが訪ねたロンドン。マーク・ボランの事故現場とお墓の写真。そこから一気に1972年11月26日へワープ。T.REXの初来日が、空港到着~記者会見~テレビ出演~武道館~レコーディングなどのフォト・コラージュで描かれる。特に後半のライブやレコーディング部分にはロンドンでのフォト・セッションでの演奏シーンが挿入されてリアリティが増幅。そして“ステージで演奏しているT.REXのフィルム映像”が突然現れた! 「マーク・ボラン、動いてる……」 会場を埋め尽くした観客全員の目が釘付けになった瞬間だ。ライブ・サウンドはなく映像のみだが、激しい身のこなしとワイルドな表情、ストラトをタンバリンでこするシーンがあるので曲は「GET IT ON」だろう。マークの衣裳は膨らんだ大きな袖がケープの用に見えるニット風のもので、照明のせいか赤とゴールドに見えた。鋤田さんのT.REX写真集の55ページに同じ衣裳の写真があり、1972年9月12日のボストン公演かもしれない。マークだけでなくミッキー・フィン、スティーヴ・カーリーの姿もアップで捉えている。もう、この世にいない3人のステージ映像……。
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 この映像について突っ込む河添さんを自然体でかわしながら、鋤田さんはふと「ミュージシャンは、同時録音で撮らないと失礼なんだよね、本当は」と、おっしゃいました。当時は映像と音声を一人で録るのは無理だったけれど、本来ミュージシャンの“表現”である演奏シーンをサウンド抜きにしては失礼だ、と。被写体と撮影者というより、表現者同士として相手に敬意を払う鋤田さんの姿勢に感動しました。

http://www.baustheater.com/trex.htm

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