夫がついさっきまで寂寥感(せきりょうかん)という言葉を知らなかった。
もう中年なんだが。
知らなかっただけではなく、音としても聞いたことがなかったらしい。
静かでものがなしく侘しい気持ちを表す言葉だけど、中年にもなればこういう感情は増えてくるよね。
良い言葉だなぁ。書けないけど。
口語ではないらしいので仕方ないのだとは思うのだけど、本当に本を読まなかったんだな。
義母の話によると夫は算数は良くできたが国語は全くできなかったらしく、能力の差が激しいんだと言っていた。
ちなみに私は真逆なのでお互い様。算数も数学も全然できないし、物理にいたっては異世界の言語に聞こえるので人生で分かったためしがない。
最近半径×半径×3.14がなぜ半径×半径になるのかを初めて知った(話を聞いてなかっただけかもしれない)。半径でうす〜く切って重ねていったら正方形の3.14倍くらいの長方形になるらしい(あってる？😅)。
算数役に立ったな、というときは学生時代のバイトのレジ打ちのときくらいで四則演算しかないのだけど、良くここまで生きてこれたもんだ。
夫婦共々凹凸が激しいけどお互いができないことは相手ができるからいいや、というスタンスでありがたい。