日本の左傾化を憂うブログ

各ニュースを読み解き、政治の動きを解説します。

【福島第一原発】科学的根拠を無視して『処理水』風評被害を助長させるメディアこそ日本の害悪

2023-09-01 17:46:46 | 政治全般



■8月24日 福島第一原発の処理水海洋放出が実行されたが、その後も近海の安全性は確認され続けている

 

処理水、24日放出開始 岸田首相、風評対策「政府に責任」―中国反発、輸出影響も・東電福島第1原発:時事ドットコム

岸田文雄首相は22日午前、東京電力福島第1原発にたまる処理水に関する関係閣僚会議で、気象条件などの支障がなければ24日に海洋放出を始めると表明した。放射性物質の...

時事ドットコム

 


岸田文雄首相は22日午前、東京電力福島第1原発にたまる処理水に関する関係閣僚会議で、気象条件などの支障がなければ24日に海洋放出を始めると表明した。放射性物質のトリチウムを含む処理水放出に対し、地元漁業関係者らの風評被害への不安は根強いが、「一定の理解を得た」と判断した。
引用元:https://www.jiji.com/jc/article?k=2023082200384&g=pol






その後もモニタリング検査では基準値を下回る結果が出ている






処理水の海洋放出が始まってから31日で1週間、海水のモニタリング検査は検出できる下限を下回る結果が続いています。
福島第一原発では、8月24日からALPS(アルプス)処理水を700倍以上の海水で薄め、トリチウムの濃度を国の基準値以下にして海に流す作業が行われています。
これまでに東京電力と国、県が原発周辺の海水に含まれるトリチウム濃度を調べた結果、いずれも検出できる下限を下回っています。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2617729dc640b340ebc4159dc057c8fa6a3fb8ea



■科学的根拠を無視して処理水放出を批判し、風評被害を助長させるメディア





▼毎日新聞「処理水放出、科学的根拠だけでいいのか」いや科学的根拠以外に何が必要ですか??

 

処理水放出、科学的根拠だけでいいのか 二極化する原子力の賛否 | 毎日新聞

 政府は、東京電力福島第1原発にたまり続ける処理水を24日に海洋放出することを決めた。だが地元漁業者らの反対は強く「関係者の理解」は得られないままだ。青山学院大の岸...

毎日新聞

 


政府は、東京電力福島第1原発にたまり続ける処理水を24日に海洋放出することを決めた。だが地元漁業者らの反対は強く「関係者の理解」は得られないままだ。

(中略)

しかし、正確な情報が伝われば理解が進むとは限らない。人は、えたいのしれないものに恐怖を感じて身を守ってきた。放射能の量や被ばく線量を表すベクレルやシーベルトといった聞き慣れない言葉を「怖い」と感じるのも、それが本能だからだ。
引用元:https://mainichi.jp/articles/20230819/k00/00m/040/080000c

 

「正確な情報が伝われば理解が進むとは限らない」メディアがそれを言ったら終わりでは??










放出前から安全が担保されていたが…『放出反対』と『政府批判』を繰返してきた毎日新聞

 

社説:処理水あす海洋放出へ 誠意欠いた政治の無責任 | 毎日新聞

 東京電力福島第1原発にたまり続ける処理水について、政府は24日に海洋放出を始めると決めた。「関係者の理解なしに、いかなる処分も行わない」と約束しながら、誠意ある対...

毎日新聞

 


風評被害などの懸念は払拭(ふっしょく)されないままだ。放出に反対する全国漁業協同組合連合会(全漁連)の坂本雅信会長は、岸田文雄首相に面会後、「約束は破られていないが、果たされてもいない。科学的な安全性への理解は深まったが、社会的な安心とは異なる」と述べた。
国民の声に耳を傾け、丁寧に合意形成を図るのが、政治の役割だ。しかし、放出決定に至る過程では、不誠実さが目に付いた
引用元:https://mainichi.jp/articles/20230823/ddm/005/070/092000c



▼テレビ朝日・玉川徹氏は番組で「汚染水」と連呼……視聴者の不安を煽る

 

玉川徹氏 原発処理水の海洋放出に「理解を得られないのはマイナ保険証と同じ」 | 東スポWEB

元テレビ朝日社員でコメンテーターの玉川徹氏が21日、「モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演...

東スポWEB

 


3・11の原発事故で発生した汚染水は多核種除去設備ALPSを通すことで、国際基準を下回る処理水にして海洋放出する時期を政府は探ってきた。政府は「関係者の理解が得られなければいかなる処分もしない」と声明を出しているが、いまだに理解は得られていない。それどころか、ここにきて処理水の貯蔵限界が迫っており、一部では8月下旬にも海洋放出が開始されると噂されている。
もはや「理解を得る」は方便で、政府の方針ありきとの批判にさらされているが、玉川氏は「原発事故に責任を持つ国と東京電力が被害者である漁業者の理解を得ないで進められるわけがない」としつつ、科学的で合理的な方法として海外でも実績がある大気放出があると指摘。さらに「そうした選択肢の検討に漁業者や福島の人たちが加われなかったことが理解や納得を得にくくしている」との専門家の見解を提示した。
引用元:https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/273649

 

わざわざ「処理水」を「汚染水」と言い換えて連呼


だがこの後、同氏は「さらに言えばですね、じゃあ、なんでこんなに汚染…汚染した水を処理して海に流さなきゃいけないかということに追い込まれているかというと、汚染水がどんどん生まれているからなんですよね」と持論。「未だにどんどん汚染水が生まれてるので、処理水が生まれている」と連呼していた。
引用元:https://news.nifty.com/article/domestic/society/12184-2523622/


■IAEAも処理水の安全性を保障している!メディアの風評被害に国民も激怒!

 

福島第一原発処理水放出計画 国際的安全基準と合致 IAEA報告書 | NHK

【NHK】東京電力福島第一原子力発電所にたまる処理水を、薄めて海に放出する計画の安全性を検証してきたIAEA=国際原子力機関は、放…

NHKニュース

 

 

東京電力福島第一原子力発電所にたまる処理水を、薄めて海に放出する計画の安全性を検証してきたIAEA=国際原子力機関は、放出に対する日本の取り組みは国際的な安全基準に合致しているとする包括的な報告書を公表しました。国際的な基準に基づき安全性が評価されたことで、日本政府が夏ごろとしている放出開始に向けて準備は最終段階に入ります。
引用元:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230704/k10014118371000.html





報告書では、放出の計画全体について「放出に対する日本の取り組みは国際的な安全基準に合致している」と結論づけました。
また「東京電力が現在計画しているとおりの管理された段階的な放出であれば、人や環境への放射線による影響は無視できる程度のものだ」と評価しました。
そのうえで「IAEAは処理水が放出されている段階でも、中立的で独立した、客観的な安全性の評価を続けていく。このことは、日本政府と東京電力が数十年単位で行う作業が、国際的な安全基準を満たすことを確かなものとする」としています。
引用元:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230704/k10014118371000.html

G7を含む世界各国もIAEAの報告書を信頼し、支持している

先進7カ国(G7)首脳は20日に発表した首脳会議(G7広島サミット)の成果をまとめた首脳声明で、東京電力福島第1原発の処理水を海洋放出する日本政府の方針について、国際原子力機関(IAEA)による検証と日本の透明性ある取り組みを「支持する」と明記した。

首脳声明では、処理水放出が、人間や環境に害を及ぼさないことが福島第1原発の廃炉と福島の復興に不可欠だとも指摘した。また、「最高水準の原子力の安全が、全ての国、それぞれの国民にとって重要であることを強調する」との文言を盛り込んだ。
引用元:https://www.sankei.com/article/20230520-INEYXVMWZBPZXJ65YBIPKGV6WU/



▼「処理水偏見ない」国民の冷静さがメディアの異常さを際立たせている

 

福島の魚「偏見ない」 処理水放出、消費者ら受け止め冷静 東京・築地

東京電力福島第1原発からの処理水海洋放出の開始から一夜明けた25日、飲食店や鮮魚店がひしめく東京都中央区の築地場外市場は、朝から多くの旅行客らでにぎわっていた…

産経ニュース

 

 


東京電力福島第1原発からの処理水海洋放出の開始から一夜明けた25日、飲食店や鮮魚店がひしめく東京都中央区の築地場外市場は、朝から多くの旅行客らでにぎわっていた。「検査で安全が確認されており偏見はない」「おいしい魚なら買う」。福島の海産物への風評被害も懸念される中、店舗関係者や消費者からは冷静な声が上がった
引用元:https://www.sankei.com/article/20230825-NKKCVSCJBNIJHNXQPX2X5WL5LA/

店頭に並ぶ新鮮な魚介類を目当てに、多くの観光客が足を止める「斉藤水産」。魚をさばいていた男性は「福島の魚は(放射性物質の)検査を受けており安全。使わない理由はない」と受け止める。原発事故後は福島での水揚げ量が減少し、店での提供も減ったが「今後、いいものが入れば扱いたい」と話す。

新潟市から観光で訪れた40代の女性は「処理水をいつまでもタンクにためておくわけにはいかない」と放出に理解を示す。「あまり神経質になると風評被害が出てしまう。おいしければ、どこの魚でも買う」とした。
引用元:https://www.sankei.com/article/20230825-NKKCVSCJBNIJHNXQPX2X5WL5LA/

 

▼ネットでは「メディアこそ風評被害の源泉」と怒りの声が上がっている











科学的根拠を無視するメディアの報道など信用できるわけがない。風評被害を一番広げているのは日本のメディアだ。