三月ウサギの庭とハーブ

東北の小さな街に夫と二人暮らし。
ナチュラルガーデン作りを楽しんでいます。
ローズマリーがお出迎えの庭です。

昭和そして叔母達のこと

2012年02月19日 | あの頃

写真の叔母(母の妹)は、25歳ぐらいだったかと思います。

お洒落な人で、独身時代はダンスホールに行ったり、洋画が好きでよく映画館に通ったそうです。

福岡在中の姉(私の母)の側に来て、私の父の紹介で叔父と結婚しました。

「お酒も飲まず、タバコも吸わない人でないと結婚しない

と、叔母は言っていたそうです。

そうしたら、父は本当にそんな人を見つけてきたそうです 

お付き合いしたら誠実で楽しい人だったそうですよ 

 

子どもを二人生んだ頃から少しふくよかな体系になってきましたが

私の幼い記憶の中では、きれいで素敵な叔母でした

叔父は鹿児島出身の人で、いつも冗談ばかりいっているような愉快な人でした。

二人とも私の事は自分の子どものように可愛がってくれて

いろんなところに連れて行ってくれました。

 

一番の思い出は、叔母達家族とサーカスを観に行ったことです。

私の人生では今のところサーカスはあの1回切りです。

あの興奮は今でも鮮明に覚えています。

 

鹿児島の叔父の実家にもお泊まりに行きました。

庭先には黄色いとても大きなみかんがいっぱい生っていて驚きました。

あれはボンタンだったの?

 

昭和30年代初めに、叔母達のお蔭でいろんなものを見て経験して

楽しい思いをさせていただきました。

 

叔母は病気のため59歳で亡くなりました。

叔父は病気の後遺症で、ほんの少し身体が不自由ですが元気です。

毎年私が送るりんごを楽しみにしていてくれます。

皮もむかず、まるまる1個食べて、「もっと食べたい。」

と言って、従妹を驚かせています。

 

おじちゃんが撮ってくれた写真は、今もこうしてちゃんと残っていますよ。

 昭和33年 神戸のデパート屋上にて

 

鹿児島本線 出水駅にて 

九州新幹線の停車駅  ツルの飛来地で有名な出水(いずみ)市です

出水は叔父のふる里です

叔父と従妹弟たちと  昭和33年3月15日


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