所在地
島根県松江市東出雲町揖屋2229
ご祭神
伊弉冉命(いざなみのみこと)
御利益
国家安泰
子孫繁栄
五穀豊穣
家内安全
商売繁盛
厄除け
病気平癒
就職
受験
黄泉の国と関わりが深いとされる
揖屋神社
こんばんは、空海法師です。
最近涼しくなってきましたね。私は、朝起きると喉が痛くて…見事に風邪ひきました。
皆さんも、体調にはお気をつけて( ´ ▽ ` )ノ
さて、今日は、少し珍しい謂れのある神社を紹介します。
黄泉の国とは、すなわちあの世。死後の世界です。
この世とあの世の境を黄泉比良坂(よもつひらさか)といい、古事記では、その場所を「出雲国の伊賦夜坂(いふやさか)」、つまりこの神社のあるあたりとしています。
黄泉比良坂
さて、今回は、先に神社の外に目をむけます。
実際、この神社から2kmほど離れた場所に黄泉比良坂という神蹟があります。
前に、伊奘諾神宮でも書きましたが、古事記には次のようなお話が。
亡くなった伊弉冉大神を追いかけ黄泉の国まで来た伊弉諾大神。
しかし、既に伊弉冉大神は醜い姿に。
その姿に驚いた伊弉諾大神は逃げ、
醜い姿を見られたことに怒った伊奘冉大神は追いかけた。
この世とあの世の境目に来たとき、伊弉諾大神は大きな岩で境目を塞ぎます。
伊弉冉大神は、1日に1000人の人間を殺すと言い、
伊弉諾大神は、1日に1500の産屋を作ると言った。
要は、1日に1000人死に、代わりに1500人産まれてくるという日本人の人口の繁栄を意味しているくだりです。
この黄泉比良坂にも、大きな岩が幾つかあり、これがあの世とこの世を隔てている千引岩(ちびきいわ)といわれるもので、道反之大神(ちがえしのおおかみ)という名前が与えられています。
実は桃の木もそばにあって、それにも古事記にちなんだ謂れがあるらしいですが、写真撮り忘れたから割愛f^_^;
揖屋神社の境内
さて、揖屋神社の境内を紹介します。
灯籠に…これは贔屓じゃないか?
何か圧倒するものを感じさせる本殿
韓国伊太氐神社
本殿の左側にある摂社。
祭神は素盞嗚命、五十猛命とのこと。
三穂津姫神社
本殿の右側にある摂社。この社も「伊布夜社」に比定されるらしい。
祭神は三穂津姫命。
揖屋神社は、黄泉の国に行った伊奘冉命を祀るからかな?朝廷からも黄泉に関わりがある神社とされていたそうです。
神社って、普通は神聖なイメージ?例えるなら光。
それなのにあの世=死と関わりがあるって珍しいですね。こちらは逆に暗いイメージだしね。Σ(゜д゜lll)
まぁ、神社自体は、暗いイメージなかったし、ご利益も死とは縁がないしね( ´ ▽ ` )ノ
この死に対して暗いイメージは、日本人の文化というか風習というか、なんとなく子供の頃から教えられてきた気がする。
昔から人は、死という逃れられない運命なのに得体が知れないものに対して、それすらも神に関連付けて表現することで理解し、恐怖と向き合おうとしたのかもしれませんね。
現に、古事記では、醜くなった伊奘冉命が追いかけてくるというホラー色が強いストーリーだが、この段の最後は、産まれる命の方が多いとプラスな感じで締めくくられている。
この神社は、あの世の入り口かもしれない場所に希望を込めて建てられたのかもしれませんね( ´ ▽ ` )ノ
島根県松江市東出雲町揖屋2229
ご祭神
伊弉冉命(いざなみのみこと)
御利益
国家安泰
子孫繁栄
五穀豊穣
家内安全
商売繁盛
厄除け
病気平癒
就職
受験
黄泉の国と関わりが深いとされる
揖屋神社
こんばんは、空海法師です。
最近涼しくなってきましたね。私は、朝起きると喉が痛くて…見事に風邪ひきました。
皆さんも、体調にはお気をつけて( ´ ▽ ` )ノ
さて、今日は、少し珍しい謂れのある神社を紹介します。
黄泉の国とは、すなわちあの世。死後の世界です。
この世とあの世の境を黄泉比良坂(よもつひらさか)といい、古事記では、その場所を「出雲国の伊賦夜坂(いふやさか)」、つまりこの神社のあるあたりとしています。
黄泉比良坂
さて、今回は、先に神社の外に目をむけます。
実際、この神社から2kmほど離れた場所に黄泉比良坂という神蹟があります。
前に、伊奘諾神宮でも書きましたが、古事記には次のようなお話が。
亡くなった伊弉冉大神を追いかけ黄泉の国まで来た伊弉諾大神。
しかし、既に伊弉冉大神は醜い姿に。
その姿に驚いた伊弉諾大神は逃げ、
醜い姿を見られたことに怒った伊奘冉大神は追いかけた。
この世とあの世の境目に来たとき、伊弉諾大神は大きな岩で境目を塞ぎます。
伊弉冉大神は、1日に1000人の人間を殺すと言い、
伊弉諾大神は、1日に1500の産屋を作ると言った。
要は、1日に1000人死に、代わりに1500人産まれてくるという日本人の人口の繁栄を意味しているくだりです。
この黄泉比良坂にも、大きな岩が幾つかあり、これがあの世とこの世を隔てている千引岩(ちびきいわ)といわれるもので、道反之大神(ちがえしのおおかみ)という名前が与えられています。
実は桃の木もそばにあって、それにも古事記にちなんだ謂れがあるらしいですが、写真撮り忘れたから割愛f^_^;
揖屋神社の境内
さて、揖屋神社の境内を紹介します。
灯籠に…これは贔屓じゃないか?
何か圧倒するものを感じさせる本殿
韓国伊太氐神社
本殿の左側にある摂社。
祭神は素盞嗚命、五十猛命とのこと。
三穂津姫神社
本殿の右側にある摂社。この社も「伊布夜社」に比定されるらしい。
祭神は三穂津姫命。
揖屋神社は、黄泉の国に行った伊奘冉命を祀るからかな?朝廷からも黄泉に関わりがある神社とされていたそうです。
神社って、普通は神聖なイメージ?例えるなら光。
それなのにあの世=死と関わりがあるって珍しいですね。こちらは逆に暗いイメージだしね。Σ(゜д゜lll)
まぁ、神社自体は、暗いイメージなかったし、ご利益も死とは縁がないしね( ´ ▽ ` )ノ
この死に対して暗いイメージは、日本人の文化というか風習というか、なんとなく子供の頃から教えられてきた気がする。
昔から人は、死という逃れられない運命なのに得体が知れないものに対して、それすらも神に関連付けて表現することで理解し、恐怖と向き合おうとしたのかもしれませんね。
現に、古事記では、醜くなった伊奘冉命が追いかけてくるというホラー色が強いストーリーだが、この段の最後は、産まれる命の方が多いとプラスな感じで締めくくられている。
この神社は、あの世の入り口かもしれない場所に希望を込めて建てられたのかもしれませんね( ´ ▽ ` )ノ
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