そらんぢ堂

『そらんぢ』の【墓標】

言の葉供養0217

2023年06月26日 19時00分00秒 | 言葉遊び、言の葉供養
『Smile Bloomed』

静かに届いた
言の葉たち

まるで体温
持つかのように

ほっこりふわふわ
優しいひととき

やっぱり不思議ね
言霊って

ほら
笑顔が咲いたよ

※本日某アプリ内でいただいた素敵なメッセージに対して書いた返詩代わりのもの。

言の葉供養0216

2023年06月26日 12時30分00秒 | 言葉遊び、言の葉供養
『Saison』

もうすぐ
雨が去り

太陽輝く
灼熱のとき

湿気を帯びて
溶けながら

気付かないうちに
また歳をとる

今はもう
あなたからの

おめでとうさえない
一人きりの季節

南風も入道雲も
触れることなく

その先の季節に
想いを馳せる

色付くその季節から
彩りさえ奪うように

それまでずっと
静かにずっと
変わらずにずっと

抱き締めるは
ひとりぼっちのセゾン

6/26に某アプリ内に書き下ろしたもの。

言の葉供養0215

2023年06月26日 02時00分00秒 | 言葉遊び、言の葉供養
『だって毎日』

春には春の
夏には夏の

秋には秋の
冬には冬の

雨には雨の
風には風の

そんなふうに
その日その日の僕がいる

だって毎日
生まれたて

朝が来るたび
生まれたて

記憶は引き継いでも
きっと何か新しい

だって僕は
生まれたて

朝が来るたび
生まれたて

喜びも哀しみも
今はもう遥か彼方に

※随分前に似たような詩を書いた記憶がありますが、真夜中だと言うのに某アプリ内に書いてしまったものだから、一応載せます。

言の葉供養0214

2023年06月26日 01時00分00秒 | 言葉遊び、言の葉供養
『合わないリズム』

「間」に合う人
「間」が合わない人

そんな話を
華苑に住む娘としたけれど

感性の響き
そのリズム

確かに私が
拘って止まない大切なもの

合わないリズム

それが私が
周りに感じる常であり

合うリズム

むしろこれが
稀である

だからこその
貴重な存在だもの

そう簡単には
出逢えないの

少し前には
居たのにね

そう
リズムの合う人

感性で
響き合える人

※6/26になってすぐに、某アプリ内に書き下ろしたもの。