とうとう恐れていた事態が現実のものとなった。
JRは、あの寝台特急北斗星を来年3月で廃止すると発表したのだ。
青函トンネルの夜間使用が技術的な理由で難しいという説明だが、結局はカネだろう。
函館新幹線の稼働率を上げるのに邪魔なものは切る。それだけだ。
私はこれまで北斗星を頻繁に利用してきた。
札幌在住で、主な用務先が東京なので、最低でも年に4往復は乗った。
ひどいときは月に4往復したこともある。
青函トンネルが開業し、北斗星が走り出してから、もう25年以上。
とすれば100往復ではきかない。
その間飛行機に乗ったのはたった2回。
青森まで急行に乗ったのが7~8回あるが、それ以外実に90%以上は北斗星のお世話になったというわけ。
さて今後はどうするか。
東京からだと新函館まで新幹線で、そこから特急というのが一番ラクだが、あまりに月並みだ。
こんな列車があれば便利だと思うので書いておく。
上野発札幌ゆきの寝台列車というコンセプトは変えずに、時間帯を変えるのだ。
上野発夜9~10時、青函トンネルを抜けるのが翌朝、札幌着が午後2~3時。
これなら他に影響を与えず走れるのでは。
一考を願いたい。(2014.12.21記)
本当になくなるとは思わなかった。
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