北朝鮮の話である。
注目の金正日の後継者が三男の正恩に決まったという。
親父の健康状態はそんなに悪いのか。
独裁者は権力をギリギリまで手放さないものだ。
それにしても朝鮮労働党は何を考えているのか。
社会主義に世襲はありえない。
国家権力を私物化するのは王朝だけ。
金王朝が成立したのなら、真の社会主義者は王朝打倒に結集するしかないだろう。
それとも、みなわかっていて、親父が死ぬのを今か今かと待っているだけ?
一番理解不能なのは、三男の行動だ。
現状の北朝鮮は八方ふさがりの倒産国家であることが、もしかしてわかっていないのでは。
彼が国内で天寿を全うすることは極めて考えにくい。可能性としては
①暗殺
②幽閉
③隠居
④国外追放
⑤亡命
のいずれかであり、四代目に政権がわたる可能性はゼロと思われる。
もし三男にビジネス感覚があるのなら、親父の死後すぐに中国に行き、
北朝鮮の政権をまるごと継承してくれるよう依頼するのではないか。
その上で自身は第三国に出国する。
経済面はスイスの銀行の匿名口座で充分。
扱いに困った中国は韓国に合同を打診。
さあいくらで買うか。
この経過が新聞報道(もちろん事後)された時、新聞に載る時事川柳がこれだ。
「売り国と ハングルで書く 三代目」
こうならないことを望む。(2010.10.11記)
三男は早速目の上のタンコブ(叔父)を粛清した。なかなかやりおるがもう中国には頼れない。
やっぱり末路は①暗殺と決定?!
追加
今度は長男(異母兄)正男を始末したか。
これで正恩の運命は決定した。
秀次をヤッた豊臣秀吉と同じ。
イザというとき助けてくれる身内を失った独裁者の末路はすべて同様という古今東西
不滅の法則にどうして気づかないのかね。
(2017.2.15記)
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