先日、北海道の食を応援する団体のキャンペーンの手伝いをしたことがある。
道庁のまわりの通路で、「新米」(ゆめぴりか等)を配布したりしたわけだが、
中でも印象に残っているのが無菌豚(SPF)の一口スライスをさっと焼いて
スパイスをかけただけというものだ。
これがメチャクチャ旨いのである。
食べた人から口々に
「これはどこで売っているのか」
と聞かれたが、まだ市販していない銘柄なので
「手に入りません」
と答えるのが精いっぱい。
要するに生産量が極端に少なく、市場に流通するレベルに到達していないのだ。
そこを無視してイメージアップに使うため担ぎ出したというところ。
これだけグレードが高ければ、大間のマグロではないがセリにかけたら相当な
高値がつくのでは、と水を向けると
「いや、あまり特定のところばかり優遇するわけにも・・・」
との答え。
悪しき横並び思想の弊害である。
せめて牧場の名前をつけてネットで売るわけにはいかないのだろうか。
情報が広がれば、きっと人気が爆発するだろう。
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